この週(6月28日~7月4日)から週間賞を、今までの週1本から、5本~10本へと大幅に増やします。
従来、掲載順位、PV、コメント数、編集部員の票、市民記者編集委員の票などを参考に1週間の注目記事を数本リストアップしてきましたが、最後の1本に絞り込むのがなかなか困難でした。これからは注目記事をおおよそ網羅する形で、週間賞に選んでいけることになります。ご期待ください。 さて、この週は7月1日に原稿料が改定されたり、また、人事異動があったりしたせい(?)か、出稿がやや低調でしたが、そのなかで注目を集めたのは以下6本。これらを週間賞にします。僭越ですが、編集部員の選考理由をすぐ後に付け加えました。おめでとうございます。(平野) ◇ 占い師VS郵便局員、勝手に話術を比較してみた 神田もつらさん 「占い師」と「郵便局局員」。まったく無関係の両者を、「話術」をキーワードに、強引に同列に論じている点が面白かったです。それでいて、荒唐無稽な展開にはならず、上手に、一般論に落とし込んでいました。(馬場) 切り詰める妻に1万円のタバコ買えって言える? 有明井人さん 「がっはっは!バアチャン」という漫画と併せての記事は、読者に強烈なインパクトを与え、楽しい気持ちにさせるパワーを持っていました。今後も楽しいイラストで記事を彩ってください。(森) 現代版「徴兵制」の導入を目指せ 趙秋瑾さん 日本人があまり知らない中国でのファクトと、普通の人があまり思いつかないようなロジックで、読んでいくうちにワクワクしました。議論も盛り上がり、これまた面白かったです。日本人と中国人の考え方の違いの片鱗が見えたところもマル。(朴) 牛トレサビ法の盲点ついた、飛騨牛「丸明」の裏切り 藤原文隆さん 「飛騨牛」ブランド偽装表示の問題点について、記者自らの牛飼育の経験から、屠サツ後の個体識別番号の取り扱いという具体的箇所において指摘しました。どこかで見たような、ぼんやりした一般的批判ではなく、焦点を絞った、具体的、かつ説得力のある論考でした。(平野) 世界最低な国が「中華人民共和国(かもしれない)」って言われても… 米谷俊晃さん 刺激的な見出しが読者を引き付けました。“完ぺきなはず”と期待したいコンピューターから“情けない”検索結果が返ってきてしまうところが面白く、思わず自分も試したくなる記事でした。読者にアクションを促す力のある素材について、タイムリーに投稿してくれた点がマル。(森) 疲れきった医療関係者の顔が映す「医者不足」 山口 大介さん 医師不足、医療ミス、医療事故、救急車のタクシー代用……といった今まで断片的に既存メディアで報じられるてきた問題の悪循環ぶりについて、記者が自らの救急医療体験を通じて“発見”した記事。その発見の様子が説得力ある形で記されていました。(平野) ◇ 今後はおおよそ1日につき1~2本のペースで週間賞候補をピックアップし、最終的に週5~10本に決める予定です。 ※7月から原稿料と特別原稿料が変わりました。詳細はこちら
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