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北海道洞爺湖サミット、反G8活動に地元農家もびっくり

  • 2008年07月08日 15:01 発信地:北海道
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北海道・札幌市内で主要8か国(G8)首脳を模したマスクを並べ、北海道洞爺湖サミットに抗議する国際NGOオックスファム(Oxfam)の活動家たち(2008年7月7日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD

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【7月7日 AFP】(写真追加)北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)の会場がある洞爺湖町近郊で、パンクファッションの若者や先住民団体などの活動家ら1000人あまりが抗議活動を展開し、ホウレンソウの収穫など農作業に励む地元住民らの目を丸くさせている。

 韓国、フィリピン、米国を始め各国から集結した活動家らは、宿泊施設不足を危ぐした日本政府がテント設置を認めた洞爺湖近郊のキャンプ場を拠点に、サミットの開催期間中、抗議活動を続ける構えだ。キャンプ場には「G8にノー!」などと書かれたのぼりがはためく。北海道の先住民族アイヌの抗議活動に、ロウソクを手にした韓国人が加わる光景もみられた。

 地元農家から野菜を買い、抗議活動に誘うよう促す看板なども立てられたが、地元の人々は心を動かされる様子もなく、「彼らが何をやっているのかわからない」と話す。

 サミット会場となっているホテルからキャンプ場までは30キロも離れているため、活動家らは毎朝バスに乗って、会場にできるだけ近い場所まで抗議に出かけていく。会場の対岸から湖の向こうのホテルに向かってスローガンを叫ぶという抗議方法も計画されているが、彼らの訴えが会談中の首脳らの耳に届くかは微妙なところだ。(c)AFP

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