禁止されている景品の直接買い取りをパチンコ店がしていた疑いが強まったとして、広島県警生活環境課と竹原署、広島南署は9日、竹原市中央4丁目のパチンコ店「レッツ588」の男性店長(40)と男性マネージャー(44)、景品買い取り所責任者(61)=いずれも竹原市=の3人を風営法違反容疑で逮捕した。直接の買い取り容疑の逮捕は全国で初めて。
県警などによると風営法はパチンコ店が客に提供した景品の直接買い取りを禁止。このため県内では通常、パチンコ店が提供した景品は買い取り所で換金された後、集荷業者と卸業者を経てパチンコ店が買い戻す「4店方式」と呼ばれる形態が取られているという。
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