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プレナスの「加盟店が泣いている」の記事についての意見メールが届く

[企業耳より情報]

 プレナスの「加盟店が泣いている」の記事についての意見メールが届いた。 

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 当社は、消費者として36個の弁当を注文した。たしかに、社内の会議弁当として頻繁に使用していた「幕王」を「幕の内弁当」の代名詞のように用いており、名前がリニューアルした事まで気にしながら会議弁当を食べてはいなかった。記事として公にする際、商品名の確認をしていなかったことについてはこちらの不備である。しかし、このことからも「悪質なクレーム行為」の意図を持って購入したものではないことは明らかである。

 購入した弁当の「消費期限」表示が1ヶ月前6月4日だったことで混乱したのはまぎれもない事実である。また、「ほっともっと」が店舗で調理を行なっていることは認知している。しかし、当社は36個必要だったため、事前発注しておいたものである。購入担当者は実際の調理過程を目にしていない。

 店舗担当者によると、当社が発注した商品については「通常、そういった大量注文に関しては、外部で製造したものを真空パックの状態で当日店舗に持ち込み、専用の保存用機材に入れて置き、発売時にラップを剥いで2時間後の消費期限のラベルを張って販売する」とのこと。「(その商品については)店舗では一切調理しない」とのコメントを得ている。であれば、食品の保存方法が高度化している中で「1ヶ月前に調理したものを解凍して持ち込んでも、消費者は気がつかないのではないか」と考える。店舗側も否定していない。

 ただし、ことの本質はその商品が期限を切れていたがどうかでなく、表示ミスが消費者にそうした疑念を抱かせるということである。そして、本部直営店がミスを犯すことで、賢明に働く加盟店すべてにそうした疑念が持たれてしまう。消費者として「無知」といわれればそれまでだが、そもそも消費者とは無防備なのではないか。Sさん、ことの本質を見誤らないで頂きたい。


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加盟店が泣いている(1) いや、おそまつ!『消費期限』1ヶ月切れの弁当を販売 (株)プレナス(2008年07月05日 09時34分)


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