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社会

タイ当局者へ贈賄疑惑 西松建設 トンネル工事受注で4億円超(07/06 02:20)

 海外から無届けで約1億円を持ち込んだとして、外為法違反容疑で東京地検特捜部の家宅捜索を受けた準大手ゼネコン西松建設(東京)の元幹部が、特捜部に「トンネル工事受注で便宜を図ってもらう見返りに、会社がタイ政府当局者に総額4億円以上のわいろを渡した」と説明していることが5日、分かった。

 海外での公共工事受注をめぐっては、政府開発援助(ODA)事業に絡む大手建設コンサルタント「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)によるベトナムでの贈賄疑惑が表面化したばかり。

 外国政府に対する日本企業の“わいろ攻勢”が横行している疑いが浮上し、特捜部は慎重に裏付け捜査を進めている。

 関係者によると、西松建設と現地の大手ゼネコンとの共同企業体(JV)は2003年9月、バンコク都庁発注の洪水防止トンネル工事を受注。その際、西松建設の現地担当者がJVを組んだ現地ゼネコン幹部と相談し、わいろを準備。タイ政府当局者や入札担当者ら相手ごとに金額を設定し、受注決定の前後に支払ったとされる。バンコク都庁によると、トンネル工事の総事業費は約60億円。元幹部は、贈賄行為に直接関与していないとした上で「タイで公共事業を受注するためには、こうした工作資金が必要だった」と、背景事情を話しているという。

 
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