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くも膜下出血、5〜8%見逃す可能性…風邪や高血圧症と診断

7月7日21時48分配信 読売新聞


 くも膜下出血の患者のうち約5〜8%が、最初の受診で風邪や高血圧症などと診断され、出血を見逃される可能性のあることが、日本脳神経外科学会の調査でわかり、7日に記者会見で発表した。

 激しい頭痛があれば、コンピューター断層撮影(CT)検査をするが、軽い頭痛程度の患者まで全員を検査できない、という。こうした見逃しの確率が示されるのは珍しい。

 同学会は昨年1月から今年5月に宮城県内の病院に入院したくも膜下出血の患者198人について、確定診断を受けるまでの経緯を調べた。開業医などの初診では、頭痛や肩こりといった症状を訴えた10人は風邪や高血圧症などとされ、CT検査もなかった。

 また、1996年から05年に山形県内の病院に入院した患者293人中23人も宮城と同様だった。

最終更新:7月7日21時48分

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