私のPCは、時間になると自動的に起動するように設定されている。
いつもの様に、お気に入りを覗いた時には変わりなく、自分のブログの記事を書いていた時に、時間差でその方の記事は更新されていた。
心配していたワンチャンは天使になっていた。
ネットでの交流は一年近くにもならないが、見守っていた期間を含めると一年半位だろうか。
犬を飼っていると言う繋がりや、色々な想いに対する感じ方など、ネットを通じてのみだが、お付き合いを続けさせて頂いていた。
色々と共感する事の多い方なので、今の心の内を想うと、朝から涙が溢れて仕方なかった。
律儀な方なので、ワンコのイーちゃんも最後まで律儀だった。
明け方に天に召されたそうだが、キチンとお父さんに御挨拶をしてから、愛する御主人様の枕元で、ご主人様を起こさない様に静かに旅立ったそうだ。
イーちゃんは安心して、沢山の感謝をして静かに召されたと思う。
先々代の我家の犬は、天使になる前の4,5日位だろうか、しきりに部屋のあちこちを舐め回していたので、窘めていたが、召されてから気付いたのだが、自分の毛を掃除していたのだ。
いなくなってから、毛が一本も落ちていなくて悲しみが増した事を今も覚えている。
それまでにも、何頭か送っていたが、私の一番辛い時期を共に過した犬だったので、半端でない取り乱しようの私だった。
当時はまだまだペットロスの認知度が低く、一人でひたすら耐えたつもりだったが。
動物は必ず、お世話になった人に対して、お別れをする。
到底起き上がれない筈なのに、いきなり起き上がり、かしこまってお座りをしたかと思えば、「ワンッ!」と力強く一声吠えたり、なんとも言えない瞳で見詰めたり、聞こえるはずの無い声が聞こえたり。
私が生まれた時からいた犬は、私の成人式の3日後に旅立った。
一緒に寝て看病をしていたが、夜中に目が覚めると、犬は私を見詰めていた。
馬鹿デカイ犬だったので、私の顔よりも大きかった。
涙が一杯溜まっている様な目だった。
撫でながら私は眠ってしまったが、犬はいつの間にか天使になっていた。
小学校の頃に、悪がき相手に喧嘩したりしていたお転婆な私だったが、私が劣勢になると、加勢に来る犬だった。
沢山、笑って、泣いて共に過した大親友だった。
だから、イーちゃんの御主人様を想うと、胸が痛い。
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コメント(4)
お友達のワンちゃんにも、リリロさん宅の先代のワンちゃんにも、お悔やみ申し上げます・・・ ほんと、一員と別れる事は辛いですよね。。。
我が家の場合はネコちゃんですけれど、同じですね。。。
2008/6/12(木) 午後 9:20
本当に今朝は驚きました、涙、涙、泣けて仕方なかった。
イーちゃんの最期の別れ立派でしたね。
我が家のわんこもこのような悲しい日が来るのですね、
リリロさんのわんちゃんパンの食べ過ぎあれから体調はいかがですか?
2008/6/12(木) 午後 10:03 [ sakura ]
よっし〜様、ありがとうございます。
命あるものは、全てが愛おしく、大切な存在です。
よっし〜さんの猫ちゃんも、いつまでも元気に幸せでありますように。
2008/6/13(金) 午前 7:51
sakura様、本当に悲しい日でした。
sakkuraさんのワンチャンも頑張ってますね。一日でも長く、穏やかな日が続きますように願っています。
我家の老犬は、その日は一日絶食でした。水のみでした。
お腹を壊す事もなく、時間がくれば、食器の前に座って待つ一日でした。「パブロフの犬」とは申しますが、我家の場合、条件反射ではなくて、やっぱりお腹が空くのだと思いました。
どこまでも食い意地が張って情けないやら、安心したやら・・。
2008/6/13(金) 午前 7:57