さよなら絶望官僚 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-06-27

知人が浮かない顔を・・・ 01:17 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

とある案件が連日国会でとりあげられてバッシングされまくっていた某省。そこの知り合いと出勤途中に偶然会ったのだが、浮かない顔を。

事情を聞いたら、当該案件担当の係長、怒涛の&無茶な締め切りの資料作成等に当然のことながら連日朝方タクシー帰りor泊まり&土日出勤の激務が続いていたのだが、先日もタクシーで帰って布団に入り、そのまま目を覚まさなかった・・・という事らしい。

我々も気をつけないと。と話し合ったのでありました。やはり逃散するしか?  バッシングされて蔑まれてまで滅私奉公するなんて馬鹿らしいよな。



私だって、倒れた事はある(親に「自分が一番大事だよ?過労死しても誰も誉めてくれないんだよ?」とえらく叱られた)けど、こういう話を聞くと、命があっただけ儲けもの、と思うなあ。我が省でも、先日、仕事で鬱になった先輩が『事故死』してしまった記憶が新しいこともあり・・・。



ま、このご時世、どんな組織だって忙しいに決まっている(過労死なんてそこら中で発生している)わけで、忙しい事についてはまったく文句はない(先日も書いたように「役所に住んで、たまに自宅にお出かけする」ものだと叩き込まれている)けど、とりまく環境がね・・・。


官庁訪問 11:29 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

官庁訪問が始まっていた。面接していると、明らかに毎年質が落ちていると分かるのだが、まあ当然だよなあ。というか、応募してくる学生がいること自体が驚きだ・・・よほど判断力がないか、自己犠牲を厭わぬ強靭な精神の持ち主か、どちらかだな。

とおるとおる 2008/06/28 06:56 前回も書いたように、本気でサビ残拒否すべき御時世ですよ。

あれは公務員でも違法だから、皆で連帯して「やらない」と言えば、それで通ります。
正当・適法な超勤命令は拒否できなくても、違法なサビ残を強いられる必要は無い訳です。

人員不足の現場がバッシングされ、誹謗中傷されても、無理して頑張っている限り、
議員もマスコミも世間も、感謝するどころか、ますますバッシングを強めるだけです。

まあ、逃げられる人は逃げるという選択肢がベストですけどね。立ち去り型の現場放棄と言う形で。残される人にとってはさらに不幸ですが。
qh-nuさんも地方行政に関心が出てきたと言うことは(ry

bosszaru21bosszaru21 2008/06/29 21:53 医師です。ついこないだまでバッシングランキング1位業種でしたが、最近は風向きが変わり官僚の皆様に1位の座を明け渡したようですね。

まあよいではないですか。我々のように理不尽な民事訴訟で巨額賠償金とか正しい医療行為をしても結果が悪ければ逮捕などということはないのですから。

それとも我々のように立ち去り型サボタージュを実行するかですな。とおるさんのおっしゃる「人員不足の現場がバッシングされ、誹謗中傷されても、無理して頑張っている限り、議員もマスコミも世間も、感謝するどころか、ますますバッシングを強めるだけ」とはついこないだまでのわたくしどもの情況です(ひょっとしたら今もそうか?)。

qh-nuqh-nu 2008/06/29 23:24 >>とおる 様
そうは言っても目の前に仕事があればそれを放置できないのが我々の性なのでしょうねえ。

>>bosszaru21 様
お疲れ様です。
そのうち行政過誤訴訟が(勿論行政官個人を相手として)無数に・・・という時代が来るのではないかと、マジで思っています、はい。

規制業種規制業種 2008/06/30 00:14 いやもう、官庁ができないことはできない、ってはっきり宣言しないと駄目ですよ。某省某局なんか省令改正がダメダメでそのあと五月雨式に事務連が出たり、聞くたびに見解がかわったり、パブコメ募集したはいいがその後放置したり。テクニカルな部分まで自分でがんばらずに、業界団体の力を借りて、本来業務に専念しないと。

さ 2008/06/30 07:18 室が落ちてますか。すみません。気をつけて官庁訪問します。

vicinityvicinity 2008/07/04 01:45 某省の者です。私の部下がこの方から前夜に作業を急かされていたそうですが、翌日そうなったとのこと。お知らせは省内メールで回っていたのですが、この人がその担当だと聞いて驚きました。まさに「殉職」と。ご冥福をお祈りします。

翻って、私も入省まもない時期に残業が月200時間の時期が続きましたが、最後は「誰がやっても間に合わないものは間に合わない」と開き直れたため、精神的には無事でした(その際、上司からの評価がどうなったのかは定かではないですが)。

周りが助けられる仕事ならいくらでも助けますが、いかんせん、一人に作業が集中していることが多いので、働き方を変えるというのはこの辺りからやるべきかもしれません…。

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