ジュンク堂書店池袋本店「JUNKU 連続トークセッション」
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■入場料 1000円(ドリンク付)
■会場 ジュンク堂書店池袋本店 4階カフェにて
■定員 40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
 
■受付 お電話又はご来店(1Fサービスカウンター)にて先着順に受付。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。
お問い合わせ 池袋本店 TEL
03-5956-6111

トークセッション詳細情報 

超左翼マガジン『ロスジェネ』創刊記念  【編集・発行】ロスジェネ編集部【発売】かもがわ出版
われわれサヨクの存在証明 ―国家権力に抗うプレカリ×アート―

萱野稔人 ・ 浅尾大輔  ・ 大澤信亮  ・ 増山麗奈
■2008年7月5日(土)19時より 満員御礼・お申し込みありがとうございました。


「ロストジェネレーション――失われた世代?」「ざけんじゃねえ!『失われた』んじゃねえ。誰かが『奪ってきた』んだろ」。若者からすべてを収奪した「誰か」とは何者か。現実をとらえる冷たい眼差し、沸騰する怒りのパッションで行動するサヨクたち。超左翼マガジン「ロスジェネ」が、いま、自らの立ち位置を明らかにする。



<パネラー紹介>
萱野稔人(かやの・としひと)/1970年生まれ。津田塾大学准教授。2003年パリ第十大学大学院終了。哲学博士。国家・暴力・資本主義を論じた『国家とはなにか』で注目をあびる。著書に『権力の読み方――状況と理論』など。

浅尾大輔(あさお・だいすけ)/1970年愛知県生まれ。作家。2008年3月まで、都内の労働組合でパート・派遣労働者の労働相談・団体交渉をサポートする。2003年、小説「家畜の朝」で第35回新潮新人賞。ほかの小説に「胸いっぱいの、」(「新潮」2004年9月号)。

大澤信亮(おおさわ・のぶあき)/1976年東京都生まれ。批評家、小説家。大妻女子大学短期大学部非常勤講師。有限責任事業組合フリーターズフリー組合員。評論「宮澤賢治の暴力」で第39回新潮新人賞。著作に『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』(大塚英志との共著)、「コンプレックス・パーソンズ」(「重力02」)、「マンガ・イデオロギー」(「comic新現実」)など。

増山麗奈(ますやま・れな)/1976年千葉県生まれ。画家、作家。東京藝術大学油彩科中退。反戦アート集団「桃色ゲリラ」主宰。現在、日本・中国・韓国のアーティストと連帯する美術運動「エコ@アジアニズム」にかかわり、絵・パフォーマンス・執筆活動と幅広い分野で活動中。著作に自伝『桃色ゲリラ』、絵本『幼なじみのバッキー』(文・澤田サンダー、岡本太郎賞入選)など
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『本は三冊で読む』
「三冊屋」produced byイシス編集学校 開催記念ワークショップ
■2008年7月6日(日)10時より

ジュンク堂書店池袋本店の書棚を、一気に巡って三冊を選び、ユニークな三冊組みをつくっていただきます。宝探しにも似た楽しいワークショップです。書店での新しい本との、接し方、見方、読み方を体験できます。ランキングやジャンルを超えた自由な本との出会いに関心のある方は、ぜひご参加ください。

<三冊屋>
イシス編集学校がプロデュースするブックフェアです。三冊屋では、本を自由なテーマで「三冊」に構成。ユニークな「三冊」が、書店の本棚に並んでいます。三冊を編集するのは、イシス編集学校の師範衆や、著名人のみなさん。中には、えっ! と驚く人のセレクションもあります。お気に入りの三冊はそのままお買い上げいただけます。
ジュンク堂書店池袋本店の4階で、6月30日(月)から8月10日(日)まで開催されています。

<イシス編集学校>
インターネット上で情報編集術を学ぶ人のコミュニティ。古今東西の知をブックナビゲーションによって構成した「千夜千冊」の著者として知られる松岡正剛が校長をつとめています。編集学校のメンバーは書籍通も多く、銀行員からアーティストまで多士済々。今回のワークショップでは、イシス編集学校の編集コーチが講師として参加します。

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きかせて、谷根千のはなし
森まゆみ ・ 山ア範子 ・ 畠中理恵子
■2008年7月10日(木)19時より 満員御礼・お申し込みありがとうございました。

2009年春号をもって休刊となる、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(愛称「谷根千」)。1984年に創刊したこの雑誌は、谷根千で生活を営む人々を始め、出版業界にも大きな影響を与えました。
〈普通の人々の生活や生き死にを記録する、記憶を次の世代に繋いでいく〉。
「谷根千」が私達に教えてくれたこと、伝えてくれたことは、忘れてはならない大切なことばかりです。
7月1日〜31日の1ヶ月間、当店雑誌売場にての谷根千バックナンバーフェアと連動し、谷根千工房の方々に「谷根千」にまつわる思いを、語っていただきます。

《講師紹介》
★森 まゆみ(もり まゆみ)
1954年、東京都文京区動坂生まれ。早稲田大学政経学部卒業。1984年から地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を編集・刊行。著書に「谷中スケッチブック」(ちくま文庫)、「鴎外の坂」(新潮社)、「断髪のモダンガール」(文藝春秋)など多数。

★山ア 範子(やまさき のりこ)
1957年埼玉県川口市生まれ。(有)谷根千工房代表取締役。地域雑誌「谷中・根津・千駄木」発行人。16ミリフィルムの上映会も自らの機材で行うほど、大の映画好き。雑誌定期購読者限定の谷根千通信に映画情報「N子の窓」も掲載。谷根千工房 http://www.yanesen.net/

★畠中 理恵子(はたなか りえこ)
1963年神奈川県生まれ。美術洋書販売会社を経て、1988年に地方小出版流通センター書肆アクセス勤務、1994年から2007年11月閉店まで店長。2008年4月より東京堂書店勤務。
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『おばあのものがたり』刊行記念企画
土の力―『おばあのものがたり』によせて
司 修 (画家・作家・装丁家)
■2008年7月12日(土)19時より 

 画家として、小説家として、絵本作家として、また、装丁家として、それぞれの分野で独特の作品をつくりだし、活躍をしてきた著者が、このたび奄美の昔話に想を得て、絵本『おばあのものがたり』を完成させました。これまでとはちがう画材、手法で、うつくしくも力強くえがかれた、久々の自作絵本、渾身の一作です。古事記、日本書紀にもえがかれた<五穀の起源>の物語につながるこの絵本を、どのような思いでつくられたのか、語っていただきます。

<講師紹介>
司 修(つかさ おさむ)
画家、作家、装丁家。1936年群馬県前橋市生まれ。1964年主体美術協会設立に参加。
絵本に『まちんと』『ぼうさまになったからす』(松谷みよ子/文)『雁の童子』(宮沢賢治/作 以上 偕成社)『アスカ』(ポプラ社)、評論に『戦争と美術』(岩波書店)、小説に『紅水仙』(講談社)『ブロンズの地中海』(集英社)『影について』(講談社文芸文庫)『月に憑かれたピエロ』(河出書房新社)など。装丁に大江健三郎、古井由吉の作品など。
講談社出版文化賞ブックデザイン賞、小学館絵画賞、川端康成文学賞、高橋元吉文化賞、毎日芸術賞を受賞。

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Yugui著『初めてのRuby』(オライリー・ジャパン)刊行記念トークセッション
『幸せなRuby生活に必要なこと』
Yugui × 角谷信太郎
■2008年7月19日(土)19時より 

他言語でのプログラミング経験を持つ人を対象に、Rubyの特徴、Rubyならではの方法や慣習をコンパクトにまとめた解説書『初めてのRuby』。その出版を記念して、トークショーを開催いたします。
著者のYuguiさんと、『JavaからRubyへ』の翻訳者である角谷信太郎さんをお迎えして、「幸せなRuby生活に必要なこと」をテーマに、Rubyと一緒に幸せに暮らせるために知っておきたい知識や考え方、文化について楽しく語ってい
ただきます。皆さん是非お越しください!

〈講師紹介〉
●Yugui(ゆぐい) 
あるいは園田裕貴(そのだ・ゆうき)。Rubyコミッタ。MtF-TS。課題追跡システム(ITS)管理者やRuby1.9系統リリースマネージャーとして、より一貫しより安定したRubyを目指して開発に携わっている。
好きな言語はC++(とRuby)。好きなメソッドはinstance_eval。Web系企業で開発業務に携わった後、2008年よりフリーランスプログラマ。

●角谷 信太郎(かくたに・しんたろう)
(株)永和システムマネジメント、サービスプロバイディング事業部チーフプログラマ。「『楽しさ』がシステム開発の生産性を左右する」と信じてRubyによるアジャイル開発を現場で実践するテスト駆動開発者。目標は達人プログラマ。好きな言葉はRuby。好きなメソッドはextend。
著書に『JavaからRubyへ』(翻訳;オライリー・ジャパン)、『アジャイルプラクティス』(共同監訳;オーム社)、『インターフェイス指向設計』(監訳;オライリー・ジャパン)
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孫歌著『歴史の交差点に立って』(日本経済評論社)刊行記念トークセッション
歴史の交差点に立って、新たな視座を模索する
孫 歌(中国社会科学院研究員) × 成田 龍一(日本女子大学教授)
■2008年7月31日(木)19時より 

度重なる中国批判。そこには過去に作られた、ある政治的なイメージが氾濫している―。

竹内好論で注目を集めた孫歌氏の、最新論文集をめぐってセッションを開催します。
孫歌氏は、「私たちは今、歴史の交差点に立っている」と本書のなかで述べています。そこでは、竹内好など過去のテクストやそうした「歴史」と向き合うことによって、ある特定のイメージを作り出している政治的な視座を見つけ出し、さらには新たな可能性を見出すことができると。気鋭の歴史学者、成田龍一氏を迎えて、わたしたちは、いかにして過去の「歴史」に向き合うことができるのか、「歴史」を読むこと、「歴史」を書くこととは何なのかを考えていきます。
混沌としたこの現実世界を切り拓くための、新たな視座を語り尽くす必聴のトークセッションです。

〈講師紹介〉
孫歌(Sun Ge)
1955年、中国吉林省長春市生まれ。吉林大学中国文学部卒業。東京都立大学にて論文博士(政治学)。専攻は日本思想史。現在は中国社会科学院文学研究所研究員。日本で発売された主な著書に、『アジアを語ることのジレンマ―知の共同空間を求めて』(岩波書店、
2002年)、『竹内好という問い』(岩波書店、2005年)、編著書に『ポスト<東アジア>』(孫歌・白永瑞・陳光興編、作品社、2006年)、共著に『戦後思想の名著50』(岩崎稔・上野千鶴子・成田龍一編、平凡社、2006年)、『竹内好セレクションT 日本への/からのまなざし』(丸川哲史・鈴木将久編、日本経済評論社、2006年)がある。

成田龍一(なりた りゅういち)
1951年、大阪府生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(史学)。専攻は、日本近現代史。現在は日本女子大学人間社会学部教授。主な著書に、『「故郷」という物語―都市空間の歴史学』(吉川弘文館、1998年)、『<歴史>はいかに語られるか―1930年代「国民の物語」批判』(NHKブックス、2001年)、『歴史学のスタイル―史学史とその周辺』(校倉書房、2001年)、『近代都市空間の文化経験』(岩波書店、2003年)、『司馬遼太郎の幕末・明治―『竜馬がゆく』と『坂の上の雲』を読む』(朝日新聞社、2003年)、『「大菩薩峠」論』(青土社、2006年)、『歴史学のポジショナリティ――歴史叙述とその周辺』(校倉書房、2006年)、『シリーズ日本近現代史(4)大正デモクラシー』(岩波新書、2007年) などがある。
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『希望の同時代史のために―軍事化とネオリベラリズムに抗する思想―』
道場 親信(大学非常勤講師)×渋谷 望(千葉大学文学部准教授)
■2008年8月2日(土)19時より 

戦後日本の社会運動・市民運動は敗北の歴史であったかもしれない。
しかし、そのさなかにも、強大な権力へ様々な抵抗と、
運動における人々の創造的つながりは確かに存在した。
地球規模で亢進する軍事化とネオリベラリズムに抗うために、
そして「もうひとつの社会」を構想するために、抵抗の記憶と痕跡をたどること。
「国家の言うままにならぬという記憶」を分かちもつコミュニティの方へ…。
抵抗の記憶を呼び起こし希望へと繋ぐ、気鋭の社会学者による注目の対談。

パネラー紹介
道場親信(みちば・ちかのぶ)
1967年生。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。現在、大学非常勤講師。日本社会科学史/社会運動論。著書に、『占領と平和 〈戦後〉という経験』(青土社、2005年)、『社会運動の社会学』(共編著、有斐閣、2004年)など。

渋谷望(しぶや・のぞむ)
1966年生。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。現在、千葉大学文学部准教授。社会学。著書に、『魂の労働 ネオリベラリズムの権力論』(青土社、2003年)、『親密圏のポリティクス』(共著、ナカニシヤ出版、2003年)など。
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『サンゴ礁と生物多様性のはなし』
本川 達雄(生物学者・東京工業大学教授)
■2008年8月7日(木)19時より 

 「生物多様性」ということばを聞いたことはありませんか? 地球環境を考える上で大切なことばです。5月には日本でも
生物多様性基本法が成立しました。多様な生物の見られるのがサンゴ礁の海。今年は国際サンゴ礁年です。
 今回のトークセッションでは、5月に絵本『生きものいっぱい ゆたかなちきゅう』(そうえん社刊)(これは生物多様性を扱った絵本)、6月に『サンゴとサンゴ礁のはなし??南の海のふしぎな生態系』(中公新書)を出版された生物学者・本川達雄さんをお招きし、やさしく楽しく「生物多様性」や「サンゴ礁」についてお話ししていただきます。「歌う生物学者」の本領発揮で、歌いながらのトークのショーです。
 「ふたりは仲間」(共生のうた)、「生きものいっぱい 豊かな地球」、「サンゴのタンゴ」など、たっぷり歌が聴けます。

≪講師紹介≫
本川達雄(もとかわ たつお)
生物学者・東京工業大学教授。ナマコの研究者であり、歌う生物学者としても知られる。
おもな著書に、『ゾウの時間 ネズミの時間』(中公新書)、『絵とき ゾウの時間 ネズミの時間』(福音館書店)、『おまけの人生』(阪急コミュニケーションズ)など多数。
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料理通信独立創刊 記念対談
『記録ではなく作品へ。あなたの料理フォトをドラマティックに変える話。』
長嶺 輝明(写真家) × 君島佐和子(『料理通信』編集長)
■2008年8月9日(土)19時より 

 料理をデジタルカメラで撮る人が増加しています。外食時の一皿を、今晩の我が家の食卓を、手土産にいただいた逸品を。それらの画像の行き先の多くは、デジタルカメラの普及と共に成長したブログという一大メディア、或いはレストラン評価やレシピの投稿サイトではないでしょうか。
 毎日必ず訪れる食の時間。デジタルカメラは味の記憶を視覚化し保存する装置として、気楽なくせに頭の良い、心強い相棒です。現在、日本国内のブログ開設数はおよそ1354万件。国民10人に1人がブログを開設している勘定です。また、例えば国内最大のレシピ検索サイト「COOKPAD(クックパッド)」の月間ユーザー数は370万人、掲載レシピ数は500件以上です。
 人々の食の記憶が画像として、そして情報となってネット上に溢れています。しかし、残念ながらそれらの多くは、料理、或いはレストランを吟味する材料として、または日々の出来事として、閲覧され、消費されていくばかりです。そこには鑑賞の楽しみや普遍性が存在しません。

記録から作品へ。
画像から写真へ。
食という日常を写し撮って飾り、観る。

月刊誌『料理通信』編集部が、料理・インテリア写真の第一人者として著名な、長嶺輝明氏をゲストに迎え、インターネット上で、或いは三次元の世界で、「楽しめる、魅入られる、残しておきたい」、そんな料理写真の世界へ皆さんを誘います。

≪講師紹介≫
長嶺 輝明(ながみね てるあき)
長嶺写真事務所代表。1971年に立教大学を卒業後、フリーランスのカメラマンとなる。料理・インテリアを中心に、女性誌・書籍などで活躍中。最近手掛けたものに「かわいい写真術」(中央公論新社)、「北欧デザイン手帖」(文化出版局)などがある。

君島 佐和子(きみしま さわこ)
株式会社パルコ、劇団四季、フリーライターを経て、『料理王国』編集長を務めた後、株式会社 料理通信社を設立。「食」をアートや建築と同じクリエイションと捉え、上質な創造性に共通する“ジャンルを超えた普遍的価値観”を伝えている。
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