現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 事件・事故
  5. 記事

「生活費に困っていた」母殺害容疑で娘逮捕 東京・足立

2008年7月5日11時11分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 自宅の浴槽で母親を殺したとして、警視庁は5日、娘のたばこ店経営村木恵子容疑者(59)=東京都足立区千住関屋町=を殺人の疑いで逮捕した。同容疑者は「生活費に困っていた。お互い死のうと思った」と供述しており、同庁は無理心中を図ったとみている。

 千住署の調べでは、村木容疑者は2日ごろ、水を張った自宅の浴槽に同居する実母の高桑愛子さん(83)の顔を押しつけるなどして殺した疑い。

 村木容疑者と高桑さんは2人暮らしで、自動販売機3台でたばこ店を営んでいた。近所の女性(53)によると、同容疑者は1日から全面導入されたたばこ自販機の成人識別カード「タスポ」(taspo)について「タスポを持っていない客に貸してあげないといけないので、店を離れられない」などと話していたという。

 同容疑者は4日昼、「主人を殺した。母を殺した」と110番通報。駆けつけた同署員が空の浴槽内で高桑さんの遺体を発見し、同容疑者から事情を聴いていた。夫とは離婚しており、無事が確認されている。同容疑者の顔には何かにぶつかったような傷があった。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内