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<鳥取砂丘>謎のオタマジャクシ、「オアシス」で確認

7月4日18時6分配信 毎日新聞


<鳥取砂丘>謎のオタマジャクシ、「オアシス」で確認

鳥取県の鳥取砂丘の水たまり「オアシス」(写真上)でこのほど、オタマジャクシが泳ぎ回る姿が初めて確認された。専門家によると、オアシスで以前から生息が確認されていたアマガエルのオタマジャクシにほぼ間違いないという(写真下)=毎日新聞鳥取支局撮影

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 鳥取砂丘の水たまり「オアシス」でこのほど、オタマジャクシが泳ぎ回る姿が初めて確認された。専門家によると、オアシスで以前から生息が確認されていたアマガエルのオタマジャクシにほぼ間違いないという。夏は蒸発、浸透して姿を消すオアシス周辺で繁殖している可能性が高いことも分かった。

 自然公園財団鳥取支部によると、支部職員の林泰さん(76)が6月25日、オアシスに生えるコウボウシバに長さ約40センチほどのカエルの卵塊がひっかかっているのを発見。ゼリー状の卵塊の中でふ化直後のオタマジャクシも確認したという。2日になってオアシスの中を泳ぐ約1センチのオタマジャクシが見つかった。

 写真を見た県立博物館の学芸員や両生類に詳しい鳥取大大学院の岡田純さんは、尾の付け根にある黒い斑点や両目が離れている顔の特徴からアマガエルの可能性が極めて高いと見ている。

 同支部によると、十数年前からアマガエルやトノサマガエルがオアシスで確認されていた。6月下旬にも職員がアマガエルの成体を確認している。

 砂丘の真ん中にあるオアシスにどのようにカエルが移動してきたのか、蒸発、浸透が進んでオアシスが消失した時はどこにいるのか−−など生態には依然として謎が多い。【宇多川はるか】

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最終更新:7月4日18時6分

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