ペンギンが愛敬を振りまくペンギンバー=那覇市松山、金子淳撮影
傾けたカクテルグラスに映るのは、すてきな恋人――ではなく、ペンギン。亜熱帯の沖縄で、全国でも珍しいペンギンバーが話題を呼んでいる。
那覇市松山2丁目の「フェアリー」では、南アフリカに生息するケープペンギン4羽が酔客を待つ。県内にはペンギンがいる施設がないため、「県民に楽しんでもらおう」と開いた。バーの一角をガラスで仕切ったプールにいるが、時間帯によっては客がエサを与えられる。第3日曜日は午後3時から2時間、子どもたちとペンギンが触れ合うこともできる。
イワトビペンギンをイメージしたスティックサラダなど「ペンギンメニュー」も。同店は「灼熱(しゃくねつ)の太陽と青い海だけでなく、涼しげなペンギンも癒やし効果抜群です」。