国内唯一の北京五輪聖火リレーが行われた長野市では26日、騒然とした雰囲気の中、沿道やゴール地点に集まった観客は県警の調べで計約8万5600人に上った。
コースに飛び出すなど威力業務妨害や暴行で現行犯逮捕されたのは5人に上った。いずれもタレントの萩本欽一さんや卓球日本代表の福原愛さんら聖火ランナーが走る沿道に乱入したり、トマトを聖火に向けて投げつけたりした。県警は傷害容疑などでほかに4件を捜査中という。
聖火は東京に戻り同日夜、羽田空港から韓国ソウルに向け飛び立ち、27日にソウル、28日には北朝鮮の平壌でリレーが行われる。
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