日本とイスラエル、パレスチナ、ヨルダンの4者が中東和平の進展をめざして協議する閣僚級会合が2日、都内の外務省飯倉公館で開かれた。日本が提案している対パレスチナ支援策「平和と繁栄の回廊」構想を巡り、日本の政府開発援助(ODA)を活用して具体化を急ぐ方針で一致。こうした合意内容を盛り込んだ報道声明を発表した。
4者による閣僚級会合は昨年8月にイスラエルで開いて以来、3回目。高村正彦外相とイスラエルのエズラ環境相、パレスチナ自治政府のアブドラ計画相、ヨルダンのバシール外相が出席した。(02日 23:02)