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一般 : 激動の中国・チベット情勢分析―世日クラブ、ペマ・ギャルポ教授が講演
投稿者: admin 投稿日時: 2008-6-21 21:29:30 (23 ヒット)

 世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)の第百二十回定期講演会が二十日、都内のホテルで行われ、チベット出身で中国問題に詳しいペマ・ギャルポ桐蔭横浜大学法学部教授が「激動の中国・チベット情勢を分析する」をテーマに講演した。
 ペマ教授はまず、「中国の憲法には信仰の自由が保障されているが、ただし書きがあり教育の妨げになってはならないとある。中国とすれば愛国教育に抵触しない限りにおける信仰の自由でしかない」と述べた。

 さらに、「現在もなお、チベットのラマ僧に対し、ダライ・ラマの踏み絵を踏ませたり、仲間同士の告発を強制している。また、ラマ僧に対し外国人旅行者の観光に合わせ、何時にお経を上げるとか、住民にマニ車を持って何時に寺を回れとか指示が出ている」と指摘。「こうした文化虐殺があって今回のチベット騒動は、やむにやまれぬものだった」と総括した。

 講演に先立ち、同クラブの近藤会長は「チベットは密教をベースに生きる哲学を持つ素晴らしい民族だ」とあいさつ。また江見康一副会長(一橋大学名誉教授)は「最後には真実が勝つ。中国が国際社会のルールを守るよう、日本としても誘導する必要がある」と語った。

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