goo

米軍事衛星の情報から中国四川軍事核施設の破壊状況の把握可能

2008-05-23 13:49:27 | Weblog
米国は、軍事衛星を利用し、常時、各国の主要施設の状況を観測。すべて承知の上での国際政治。軍事衛星では長さ15センチメートルの識別と変形確認まで可能。米国は、軍事衛星情報から、四川地震による軍事核施設(プルトニウム生産炉や再処理工場等)の破壊状況を十分に確認できる能力を有し、確認済み。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

米政府の公式発表内容は常に正しかったか

2008-05-22 15:40:00 | Weblog
米政府だけでなく、日本政府でも、どこの国の政府でも、公式発表内容が常に正しかったかと言えば、そうではなく、政治的発言が目立つ。米政府が公表したイラク戦争の正当性の口実とした「イラク大量破壊兵器保有説」は、米国政府による世論操作であり、根拠もなく、真実でもなかった。バックナンバーに記したとおり、米政府広報局が公表した英国発電・プルトニウム生産炉(ガス炉)製のプルトニウム組成も、真実かどうか確認の方法がない。軍事機密を隠れ蓑にしている。軽水炉プルトニウムどころか、公表された組成(Pu240が19%かそれ以上)かどうかも分からない。そのようなものは信用しないことである。Pu240が19%だとしても、Pu238の割合が少なく、発熱問題は、致命的にならず、通常に実験できるはずである。本物の軽水炉プルトニウム組成ではPu238がその数倍になるため、致命的問題になる。軽水炉プルトニウムかそれに近い組成での核実験実施記録は1件も存在しない。(2008.6.9追加 米国が1962年に実施した英国発電・プルトニウム生産炉のプルトニウム組成は、当時の定義であり(プルトニウム240>7w%)、1977年以降の新たな原子炉級プルトニウム組成での定義ではないとの報告有り(プルトニウム240>19w%)。月刊誌『エネルギー』、2005年11月号)
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

マンハッタン計画当時には意外と精度のよい核データが揃っていた

2008-05-21 13:36:11 | Weblog
半世紀以上前のマンハッタン計画当時、原子炉設計や原爆設計に必要な核データ(エネルギー依存の中性子断面積)は、意外と良く揃っており、精度も今日のものと比べ、決して、悪くない。そのことは、世界的な信用を有する確実な文献から読み取れる("Neutron Cross Sections of Elements,"Rev. of Mod. Phy., Vol.19, No.4,pp.259-297(Oct. 1947))。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

意外といい加減なマンハッタン計画の天才科学者達

2008-05-20 13:56:06 | Weblog
世の中の人達はこれまでの公開情報に疑問を持たないのだろうか。たとえば、(1)広島原爆には、なぜ、常温臨界量の2倍の兵器級高濃縮ウランが利用されていたのか、(2)長崎原爆には、なぜ、ソフトポール大の兵器級プルトニウム未臨界球の周辺に2.5tもの高性能火薬が利用されていたのか。天才科学者による高級で精密な実験・計算の結果と考えられてきたが、実際はそうではなく、分からなかったことが多かったため、力任せに設計したことが読み取れはしないか。(1)(2)程度のことをしたならば、天才科学者でなくても、実現できたに違いない。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

意外といい加減な核論議

2008-05-20 13:45:52 | Weblog
世の中の核論議は、いまでも、半世紀以上前のマンハッタン計画当時の情報を基に、およそ、タイムスリップしたようなレベルの低い議論に終始。中には、いまでも中性子源にポロニウム210が採用されていると錯覚している人達もいる。その人達は、文献調査能力が、ゼロ。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

核の管理は意外といい加減

2008-05-20 13:34:46 | Weblog
これまで、世界では、原爆を搭載した戦闘機の故障等により、地上落下(スペイン本土)や海底沈没(沖縄沖やノルウェー沖等)というおよそ考えがたい珍事が発生。さらに、最近、米国の爆撃機が、連絡ミスから、知らないうちに原爆が取り付けられていたという珍事まで発生。核の管理は意外といい加減であることが発覚。いずれの珍事においても、起爆装置を解除してあったため、最悪の結果は、回避できたが、まさに、危機一髪。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

マンハッタン計画同時の機密文書はいまでは単なるゴミ

2008-05-19 22:33:58 | Weblog
マンハッタン計画当時、ロスアラモス研究所の研究報告書は、原爆製造にかかわる重大な機密資料だったかもしれないが、いまでは、まったく意味をなさない、ゴミに過ぎない。いま、世の中に流通している原子炉物理学の教科書には、当時の機密資料に記されていた内容が記載されており、ただひとつ、記載されていないことは、プルトニウムの爆縮現象の解説だけ。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

原子力開発の怠慢

2008-05-19 21:37:55 | Weblog
原子力施設の従事者の低線量放射線の影響はいまだに分かっていない。いまのICRPの考え方は、予防保全の観点から、広島・長崎の疫学調査から、影響の発生する確率を低線量に外挿し、そのまま、"直線モデル"が成立することを前提にしている。しかし、原子力施設の従事者の実際の疫学調査では、矛盾が生じている。リスクの過大評価。では、低線量では、直線モデルでなく、"しきい値モデル"が証明されているかと言えば、そうでない。日本の半世紀の原子力開発においてさえ、非常に、基礎的なことさえ解明されていない。何も分かっていない。それは原子力開発の怠慢。基本的な矛盾の解明すらできていない。原子力開発に論理が欠落。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

ラドン温泉は健康に良いか

2008-05-19 21:28:05 | Weblog
普通の水1リットル中には11ベクレルの放射能。ラドン温泉水(主にRn222)1リットル中に2倍の21ベクレルの放射能。この程度の差で効果があるはずがない。世の中の議論では、ラドン温泉利用者は、病気が少ないと言うが、それは、統計の取り方によるか、放射線の効果以外の要因による可能性が高い。あまり軽い議論はしない方が良い。
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )

誰も何も知らない核

2008-05-19 21:08:25 | Weblog
この国では、何も知らない素人が、カビの生えたような半世紀前の文献を真実と錯覚し、得意になって解説。しかし、半世紀の間、状況は、まったく異なっていた。いたるところで引用されているマンハッタン計画当時の核の情報はいまの核技術にはまったく当てはまらない。いたるところで中性子源は、ポロニウム210と記されているが、そんなものは、欠陥だらけの暫定的なものであって、いつまでも利用できるものではない。米国は、すでに、半世紀前、ブースターに切り替えた。(ブースターの火付け役の中性子は、何でも、弱くても支障ない。)
goo | コメント ( 0 )  |  トラックバック ( 0 )