The Edge of the Cloud

「雲のはて」。空の色の石。命がけの旅。海峡。「君を愛している」
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コルビー私を癒して。
1-60、ガーター、にしてみました。レベッカ自身に何か考えるところがあっても、とりあえず変えてみてから再び考えればいいことかなと思いました。

最近・・・なんかむだーに気持ちが沈んでいるのもあって、すごい落ち込み表情で駅のホーム歩いてたら、「ハローハローハロー」と連呼され、うつむいて、すごいぼーっとして通り過ぎたら、「オー、イグノイアーミー!」と言われ、こ、この声は!と思って振り返ったら、高校のときのELTでした。そういえばおととい文化祭で会ったわ。今はうちの大学で英語の講師をしているんです。なんたる偶然。
「オー!・・・ソーリー」とか言いながら戻る。それから頑張って話をしてみる。英語は単語しか出てこない。それでも喋ってみる。仕事仲間さんの笑顔がやたら素敵でした。

文学論は結局保留になった(笑)。やっぱり想いは文章にした方が良い。と思った。言いたいことをもっと言うだけ言って終わりにすりゃよかったなと思ったけど・・・最近、凄い自分でも焦ってるんだけど、「あ、この人は言っても分からないかも」とその場で相手に見切りをつけるようになったんだよね。いや、なんか自分の信条としてゆるせん(笑)。それは「いかなる場合でも」タブーかなと。諦めてはいけないよレベッカ。人を見限るのは、もっといけない。もちろん、何よりわたし自身が見限られたくないから、人にもそういうふうにしちゃいけないって思うんですけど。

えっと、西尾維新と猫ですが、言及しないと言ったのに言ってすいません。
わたし的に猫が問題なのではなくて、「探偵」が問題です。実は。すいません猫を太字にして。探偵が夏目漱石の作品に出てくるのは、「我輩は猫である」だけではないので、もし他の作品を読んでみたら分かる、かもしれないなぁ、というところかな・・・。あの猫が、なんで「探偵」を他ならぬ「高利貸し」と並べて評したのか、ということには一応の意味がある、という話です。私は漱石ファンだから憤ったというのはそういうことだと思います。

いや、語ってもいいんですが多分また長くなっちゃうかなと・・・文豪の作品を引用しないで欲しいわけではなくて、「探偵」という言葉をもう少し考えて欲しかったかなというところでしょうか。いや、もし夏目漱石の言う「探偵」を使うなら。名探偵コナンの「探偵」ならいいと思うんですが。ああやって使ってしまうと、極端な話猫の言いたい「探偵」とはちと違う意味になってしまうんですな。それが、なまじさりげない分、どうしようもなく憤ってしまったと・・・若気の至りかな。西尾維新と言う人は、文字を読む人だから知らなくても仕方ないかなと思うんですが、編集は知らないかなぁ、と思ったんですね・・・やっぱりわたしの考えが自分本位過ぎるんですかね・・・それとも、別にそれでもいいんですかね・・・いや、でもやっぱり気になるよ(笑)。

例えば底抜けに明るい韻文に込められた絶望だとか、一見気付きにくいものというのがあって、時代と共にそれが人々によって意味を変えていくのは、あるいはそれをあえて違う意味に取ってみる、ということは一概に間違っているわけではないと思います。でも、元の意味に何らかの想いを抱いていた人間からすると、何だか腹立たしいものである、ということですかね・・・でもこれは、もう古びた考え方だということなのかもしれない。
- | 20:26 | author レベッカ | comments(0) | trackbacks(0)
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