サッカーのJリーグ1部、名古屋グランパスは25日、ブラジル人MF、マギヌン選手(26)が道交法違反で検挙されたと発表した。自宅謹慎処分とし、28日のリーグ戦出場は自粛させる。近く正式な処分を決める。
球団によると、マギヌン選手は25日午前11時15分ごろ、愛知県日進市岩崎町で球団所有の自動車を無免許で運転したうえ、交差点の一時停止の標識を無視し、県警に検挙された。ブラジルの運転免許を持っているが、日本で運転できる免許は持っていなかった。飼い犬の急病で自宅近くの動物病院に向かう途中だった。
マギヌン選手は「クラブやサポーターら関係者に申し訳ない」と話しているという。同選手は川崎フロンターレから今季名古屋に移籍し、リーグ戦全13試合に出場し3得点。球団は「今回の不祥事を重く受け止め、今後は再発防止を図りたい」とコメントを出した。【武藤佳正】
毎日新聞 2008年6月26日 1時48分