2004年より、孤児院に保護された子ども(元ストリートチルドレンや貧困家庭の子ども達)を対象に、PCスクールをカンボジアの首都プノンペンにて実施してきました。
孤児院を卒業した後、就職して子どもたちが経済的に自立を目指すことを目的としています。
初めて触るPCに興味を示し、 熱中する子ども達
第三回で作成したNGOのWEBサイト
パソコンの基本スキルである、ワード・エクセル、さらには、カンボジアの就職に有利なPCスキル(グラフィックデザインなど)を厳選しカリキュラムに組み込みました。また、インターネットの可能性のみならず、危険性に関する講義も行いました。
孤児院からシンガポールへ留学したナルンくん
その結果、国外へ留学を決めた子や、実際に就職した子も輩出することができました。 彼らが可能性を秘めた原石であり、チャンスさえ与えられれば飛躍的に成長していける。そう感じられ、かものはしの活動は非常に意味のあるものだ、と確信できた事業となりました。