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毎日新聞が謝罪、関係者処分 「低俗過ぎ」英文記事への批判で

「Mainichi Daily News」で配信していた、日本の風俗などを紹介する記事に「低俗すぎる」などと批判が相次いだことを受け、同社はサイト上に謝罪文を掲載。デジタルメディア局長らを処分する方針を明らかにした。
2008年06月24日 14時42分 更新
画像 WaiWaiトップページには閉鎖と謝罪を伝える英文が

 毎日新聞社の英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」で配信していた、日本の風俗などを紹介する記事に「低俗すぎる」などと批判が相次ぎ、同社は6月23日、「毎日新聞社として、批判をいただきました記事へのおわびを申し上げます」などとする謝罪文を掲載し、デジタルメディア局長らを処分する方針を明らかにした。

 問題になったのは、同サイトの1コーナーだった「WaiWai」。「週刊大衆」「週刊実話」「Spa!」など国内の雑誌報道を引用しながら風俗を紹介するコーナーだが、「日本人女性の55%は、出会ったその日に男と寝る」「六本木のレストランでは、食事の前に材料となる動物を獣姦する」など極端な内容も多く、「低俗過ぎる」「誤解を与える内容を世界に配信し日本をおとしめた」「日本が誤解される」などといった批判が5月下旬ごろから「2ちゃんねる」などで起きていた。

 同社は「雑誌の一部を引用したものとはいえ、サイトに掲載したことは問題があった」として、批判のあった記事を削除。問題がありそうな過去記事もアクセスできないようにし、検索サイトにも非表示にするよう要請した。同コーナーの編集方針を改め、記事の選択基準も大きく変えたが、「今後同様の批判を受けることがない編集体制を作るため」として抜本的に見直し、21日に同コーナーを廃止した。

 謝罪文と経過説明は日本語と英語で掲載した。監督責任者のデジタルメディア局長と、同コーナーの担当部長、担当編集者を厳重に処分するとしている。

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