★日本、幸運なゴールで雪辱果たす
誰もが0−0の引き分けを覚悟した試合終了間際だった。相手のクリアをヘディングで中央に入れた内田のボールが、幸運にもそのままゴール。「プライドを懸けた戦い。勝ちにいく」と闘志を燃やしていた岡田監督が派手なガッツポーズで喜ぶ。3月に敗れたバーレーンに雪辱し、日本が3次予選の1位通過を果たした。
前半5分、大黒柱の中村俊がまさかのPK失敗。前線からの厳しいプレッシャーと、リズム良くつながるパスで日本の持ち味を発揮しても、どこか歯車がかみ合わない。前半ロスタイムは遠藤の直接FKがクロスバーに跳ね返り、フリーで走り込んだ本田圭がこの上ない決定機を外す。じりじりとした時間は土壇場で歓喜へと結び付いた。
【続きを読む】