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3万7000人集い記念式祭典 ブラジル移住100周年

 【サンパウロ(ブラジル南東部)21日共同】日本人のブラジル移住100周年の記念式祭典が21日、サンパウロのアニェンビ・サンバ会場「サンボドロモ」で、日系人や市民ら約3万7000人が参加して開催された。

 公式訪問中の皇太子さまが約600メートルの直線道路の会場を車でパレードして貴賓席に立つと、道路両脇の観客スタンドから歓声と拍手があがった。

 100年前に最初の移民船「笠戸丸」が出港した神戸港で4月に採火され船で運ばれた「友情の灯」が先住民系、白人系、黒人系、日系のランナーに次々と手渡され、最後に日系一世で京都府出身の大西三郎さん(72)夫妻と、孫で母方から数えて初の六世となる大西・エンゾ・優太ちゃん(3)が聖火台に点火した。

 皇太子さまは「皆さんが両国の友好交流の懸け橋として活躍することを願います」とあいさつ。療養で同行できなかった雅子さまの「夫妻での訪問を願っていた方々に心よりお祝いの気持ちをお伝えしたい」とのメッセージを紹介した。(13:07)

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