2008年6月20日 (金) 4:23 MAJOR.JP
【シアトル19日=Jim Street / MLB.com】イチロー外野手と城島健司捕手が所属するシアトル・マリナーズは、ジョン・マクラーレン監督の解任を発表。今シーズン終了まではジム・リグルマン・ベンチコーチが昇格して指揮を執ることになった。
ア・リーグ西地区の最下位に低迷しているマリナーズは、ここ2週間ほどでジェフ・ペントランド打撃コーチ、ビル・バベシGMを相次いで解任。ついに改革のメスは監督にも及んだ。リー・ペレコウダス暫定GMはマクラーレン監督の解任について、「ジョンは一生懸命に仕事をこなしてくれたが、チームは期待どおりの成績を残せていなかった」との声明を発表。リグルマン新監督については「ジムは監督としてもコーチとしても広い経験を持つ人物。チームのこともよく理解しているし、私は彼がいい仕事をしてくれると信じている」と語った。
なおリグルマン氏の監督昇格に伴い、新打撃コーチに就任したばかりのリー・エリア氏がベンチコーチに、エリア氏の補佐役だったフアン・カストロ氏が打撃コーチに就任している。
マクレーン前監督は、2007年途中にマイク・ハーグローブ元監督の辞任を受けてマリナーズの監督に就任。指揮を執った84試合で43勝41敗という成績を残し、この年を地区2位で終えた。しかし今季は72試合で25勝47敗と大きく負け越していた。
一方、リグルマン新監督はシカゴ・カブス時代の1999年以来となるメジャーでの指揮官就任。92年途中から94年までサンディエゴ・パドレスで監督を務めた後、95年から99年まではカブスを率い、通算で486勝598敗という成績。プレーオフ進出の経験はない。
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(6月20日 5時03分 更新)
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