加藤容疑者、警察官に3回切りつける
東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件で、逮捕された男が、身柄を確保される際、警察官をナイフで3回切りつけ、激しく抵抗していたことが新たにわかりました。 殺人未遂の現行犯で逮捕された加藤智大容疑者(25)は、駆けつけた41歳の巡査部長に取り押えられましたが、その際、巡査部長にナイフで3回切りつけていたことが新たにわかりました。 巡査部長の防刃チョッキには、切りつけられた痕が3ヶ所あり、加藤容疑者は、巡査部長からけん銃を向けられ警告されるまで、激しく抵抗したものと見られています。 また、死亡した東京芸術大学4年生の武藤舞さん(21)は、加藤容疑者がトラックで人をはねた直後に、携帯電話から110番通報しようとしていたことが、携帯電話の履歴から分かりました。 電話は警視庁の通信司令室までつながりましたが、警視庁の担当者が呼びかけても応答がなかったため、通報直後に武藤さんは加藤容疑者に刺されたものと見られています。 警視庁は20日にも、7人を殺害した疑いで加藤容疑者を再逮捕する方針です。(19日11:16)
|