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丸川珠代参院議員が挙式・披露宴…国会会期中、地震救出活動中に「KY婚」の指摘も

挙式後の記念撮影のため白むくを直してもらう丸川珠代参院議員と大塚拓衆院議員(左)

 自民党の大塚拓衆院議員(35)と丸川珠代参院議員(37)が16日、都内で挙式披露宴を行った。出席したのは小泉純一郎氏ら歴代首相や女優の藤原紀香という豪華な顔ぶれ。しかし国会が延長されたため異例の会期中結婚となった。岩手・宮城内陸地震の救出活動が続く中での華しょくの典には、「KY婚」と指摘する声もチラホラ。3か月弱の準備で強行した結婚の舞台裏では、何かとトラブルも多かったという。新郎の選挙区問題もあり、まだまだこのお騒がせカップルからは目が離せない?

 純白のドレスに身を包んだ丸川氏と黒いタキシードの大塚氏。東京・港区のホテルオークラで行われた披露宴のハイライトは小泉元首相のスピーチだった。「ねじれはベッドの中だけにしてくれよ」「(夫婦間の)審議拒否はしないように」「(パートナーへの)問責決議は出さないように」。政局とお得意の下ネタを絡ませたトークに、新郎新婦もうれしそうにしていたという。

 学生時代から丸川氏の友人である紀香はスピーチで「(丸川氏を)抱きしめたいほど大好き」と告白。すると丸川氏が涙をぬぐい「泣くのをこらえて話していた」紀香ももらい泣きした。ほかにも安倍晋三前首相や中川秀直元幹事長らがスピーチ。ケーキのデコレーションは国会議事堂をかたどったものだった。

 披露宴の前に行われた会見では、冒頭で大塚氏が地震の被害者の冥福を祈るコメント。「会期の延長は十分あり得ると思っていた」(大塚氏)と想定内だとしたが、舞台裏はシナリオ通りには進まなかったようだ。

 2人が「ドタバタしながら」(大塚氏)結婚準備を始めたのが4月になってから。関係者によれば、スタッフや仲人の人選も行き当たりばったりの様相を呈していたという。

笑顔で結婚指輪を見せる丸川珠代議員(右)と大塚拓議員

 この日の披露宴の司会は同僚議員と丸川氏の古巣であるテレビ朝日の後輩で、すでに結婚退職している稲垣華苗さん(旧姓・野村)が務めた。当初、披露宴の司会はテレ朝の“現役”女子アナが担当することに決まっていたという。しかし「報道ステーション」での古舘伊知郎キャスターのコメントを巡り、テレ朝と自民党がバトル。そのため「自民党内からダメ出しが出たらしい」(党関係者)との話も。

 また経団連前会長の奥田碩氏(75)夫妻が務めた仲人についても「最初は奥さんがすでに亡くなっていることを知らずに、うっかり御手洗冨士夫経団連会長に頼んでしまったらしい。安倍(晋三)さんにも断られ、奥田さんに頼んだらしい」(党関係者)との信じがたいエピソードも一部で流布している。

 この件に関して、大塚氏は会見で「一番最初に頭に浮かんだのが奥田さん」ときっぱり。丸川氏も「夢を描いて(奥田氏に)体当たりしたら成功した」としているが…。

 報道陣からは大塚氏が出馬を熱望していた東京5区の候補に決まった佐藤ゆかり衆院議員、参院選で丸川氏と票を奪い合う形で落選した保坂三蔵前参院議員について「2人にだけ、招待状が来ていないとの報道があるが?」の質問も飛んだ。

 披露宴を前に明治神宮で挙式し入籍も済ませた2人。会見では「改めて、きれい」(大塚氏)、「恥ずかしい」(丸川氏)と、お互いうっとり見つめ合っていた。

披露宴で談笑する藤原紀香(左)と小泉純一郎元首相

 ◆弟の結婚式で司会紀香涙であいさつ 
  ○…丸川氏と学生時代からの付き合いだという女優の藤原紀香(36)が披露宴に出席し、「彼女は本当に頑張りやさん。今日を無事に迎えられて良かった」と語った。受け付けでは小泉元首相と遭遇、談笑する場面もみられた。紀香の弟の結婚式では丸川氏が司会を務めたという。結婚して約1年がたつ紀香さんは「思いやりを忘れずに、助け合ってほしい」とエールを送っていた。

 ◆新郎・大塚氏が直面する厳しい“三択”

 幸せいっぱいの大塚氏だが政治家としての前途は不透明だ。2005年の郵政選挙で東京の比例代表で出馬し、旋風に乗って当選した小泉チルドレン。選挙区を持たない大塚氏に、黄門様の刺客、“ポスト”ホリエモン、果ては愛妻の秘書という何ともせつない“三択”が突きつけられていることが、自民党選対関係者などの話で分かった。

 この選対関係者によると、空白区になると見られる選挙区のうち、大塚氏の新しい地盤として考えられるのが、福島3区と4区。それぞれ現職は民主党の玄葉光一郎氏と黄門様こと渡部恒三氏という強敵だ。また元ライブドア社長の堀江貴文氏が、国民新党の亀井静香氏に敗れ去った広島6区も候補だという。

 別の党関係者によると自民党ではすでに大塚氏サイドに福島での出馬を打診。大塚氏は難色を示したというが、選対関係者は「東京に固執するならば(当選の可能性が低い)比例代表の下位しか道はない」と指摘している。

 披露宴前に行われた会見で選挙区について聞かれた大塚氏は回答しなかった。党内では「選挙区が欲しくてももらえない人もいる。嫌なら丸川氏の政策秘書になればいい」の声も出ているという。

 【主な出席者】

 森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、青木幹雄、小池百合子、中川秀直、谷垣禎一、石破茂、甘利明、塩崎恭久、加藤紘一、細田博之、河野太郎、石原伸晃、中山恭子、平沢勝栄、中谷元、高市早苗、山本一太、猪口邦子、丸山和也、義家弘介、小野次郎、石原宏高、木原誠二、藤原紀香、武内絵美、下平さやか、竹内香苗、龍円愛梨(順不同、敬称略)

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(2008年6月17日06時01分  スポーツ報知)

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