18日午前9時25分ごろ、東京都杉並区和田の区立杉並第十小学校から、「児童が屋上から転落した」と119番通報があった。6年生の男児(12)が屋上の明かり取り用窓から1階に転落。救急車で病院に運ばれたが、頭などを強く打っており、約4時間後に死亡が確認された。警視庁が原因を調べている。
杉並署によると、男児のクラスの児童は、算数の授業の一貫として屋上で歩幅を測るなどしていた。屋上の床面にある明かり取り用ガラス窓の上に男児が乗った際、ガラスが割れ、約12メートル下の1階床に落ちたという。窓の下は吹き抜けになっていた。
明かり取り用窓は、屋上の中央付近に3つ並んで設置され、囲いなどはなかったという。