エジプト外務省は17日、イスラエルと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間で、停戦が合意したことを明らかにしました。
エジプトの中東通信やガザからの情報などによりますと、イスラエルとハマスの停戦合意は2段階からなり、まず第1段階として、現地時間19日午前6時から相互の攻撃を停止し、それが守られるかどうか、3日間監視します。
それが守られたと確認された場合には、第2段階として、双方がガザ南部の検問所の再開や、拉致されたイスラエル兵の解放などについて、本格的に協議するということです。
双方の停戦交渉は、エジプトの仲介で数ヶ月前から進められていましたが、ガザでは17日にもイスラエル軍の攻撃でパレスチナ武装勢力のメンバー少なくとも6人が死亡しており、停戦が発効しても、一時的なものにとどまるとの見方が支配的です。(18日10:22)