アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
穏やかなスフェーン
今日も快晴。
みんな元気に遊んでいます。

皆、それぞれ個性があって、面白いと言うか・・・人間と似ているな?と感じさえします。

保護されて一番長い子で、2年になります。
短い子でも半年になろうとしています。

全頭がフリーで遊べるのなら、問題はないのですが、長く居ても仲の悪い子達もいます。
宿敵?
何でだろう???
唸りあう前に阻止はしますが、ちょっと目を離したらガウガウと柵越しにやっています。(汗)

筆頭はやはり、ラブラVSピリカ
ラピスVSナトル
う〜VSたまご・五平・マップ(う〜ちゃんはブヒが嫌いのようです。以前はもちおと常にガルガルだったし・・・)

しかし・・・柵越しと柵無しでの対面とは全く違うのです。
スフェーンがシェルターに先に入って居て、ラブラが後で入って来ました。
ラブラがシェルターに来た日、スフェーンは凄い形相で、ラブラを柵越しに威嚇しました。
でも、今はどうでしょう・・・
仲良く走り回ってゴロゴロと遊び、ラブラはおなかを出してウネウネ状態です。

時間がたてば、仲良くなって行く子も大勢います。

ジャックのお子ちゃま達もチョロチョロするので、結構コーギー達に叱られています。
スフェーンもガゥと、歯を剥いた事もありました。
もちろん、柵越しですが。

ジャックチームの5頭は仲良しです。
群れで行動するような感じで、一頭の後ろを付いてまわっています。

屋外犬舎の掃除の時間。
順番に洗って行きますが、ジャック達の遊んでいるのをスフェーンがニコニコと眺めていました。

「一緒に出してもOKなんじゃないかな?」と挑戦。
バトル防止の為に、各場所に代表も私も待機します。

あれれ・・・
全くOKです。
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子供達が遊ぶ様子を心配そうにお母さんが、見ているような表情のスフェーン。

なかでも、白茶の「チャラ」はスフェーンの後をチョコチョコと付いてまわります。
チャラを見るスフェーンの穏やかな表情は、本当に母のような表情です。
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暫く遊んだ後、犬舎へ戻ります。

あれれ・・・
チャラちゃん、スフェーンのお部屋に一緒に入っていました。(汗)
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大型犬ランに出るのは順番になっています。
1:スフェーン・ラブラ・う〜・あっ君・じぃ・ゴン
2:ぼん・コパ
3:ジャック軍団

コパちゃんが、ガサガサする子はとても苦手です。
ボンちゃんが、前を走っても凄い顔で怒ります。

コパちゃんとジャック達が一緒に出る事は、不可能かな???

スフェーンとコパちゃんは、のんびり日影で休憩しているのですが・・・。

まっ、スフェーンが誰にでも優しいって事でしょうね。

日に日に、ワン同士もシェルターで過ごす時間が長くなると、仲間を意識しているようです。

臆病で全く人間駄目の子達もピョンピョンと喜ぶようにもなりました。

早く、普通のおうちで、普通に過ごせるようになればいいね。。。

里親募集
今日の天使達
エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集
【支援金の募集のお願い】
【グッズ申し込み】
《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
地震
滋賀のシェルターに来て依頼、TVを見る事が殆ど無くなった。
と、言うよりTVをのんびり見る時間が無い。
大阪事務所では結構TVがついていたので、NEWSも耳に入って来た。
今年になって、夕食の時にちょこっと見る程度。
久々にTVのスイッチをON。
野村監督が黙祷をしている。
「えっ?何かあった???」
NHKに切り替える。
宮城県・岩手県から広範囲で地震。震度6
土砂崩れの現場が映し出されていた。
岩魚の養殖場の水も赤く濁っている。
余震が続く中、不安な日を過ごされているだろう。。。
心からお見舞いと、一日も早く地元の方々が、平和な普通の暮らしに戻れる事を祈っています。。

そして、シェルターが地震に襲われた時の話になった。
高島市は断層が走っているらしい。
日本はどこに居ても地震の危険性はある。

土砂崩れで裏山の杉林を突破して流れ込んで来たらどうなるの???
田舎の場合は都会に比べて近隣の建物の倒壊に巻き込まれる心配はない。

シェルター内で安全なのは、やはりコンテナだ。
そこまで逃げれるのか?
そこまでワンを全頭誘導できるだろうか?
とにかく、備えあれば・・・で、明日はコンテナを整理しようと思った。

さて、今日のシェルターのワン達。
朝は風も吹き、曇り空だったので、お外に出たブヒ軍団。
遊んでいます。
30分位経過したとたんに、やはりガガガーーブブブーーーが聞こえてきた。
やばいよ〜〜〜
早く犬舎に入れよ!!と慌てて敷物をセット。
その間、私は氷を持って走る。
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みんな、命の水?って感じで、ペロペロ。
冷たくって美味しいよね〜。
毎日、タッパーと水筒に氷を作っています。
真夏は一気に溶けちゃうんだろうなぁぁ。。。


動画スタート
今日の天使達

里親募集

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エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】
笑顔がいっぱい
今日も、大勢の方がボランティアに入って下さいました。
ワン達の使った敷物の回収から始まり、ご飯→お外に出す→犬舎掃除→セッティング→ワン撤収→ラン清掃と全てに、協力して頂きます。
通常は、現在3名での作業です。
今日は、3倍の人員。
嬉しい限りです♪
初めて参加して頂く方が、必ずおっしゃる言葉は、「毎日この作業をされているんですか?」なんです。
「はい!!慣れれば苦になりませんよ〜」とお答えします。
「まっ、明日でもいいか?」と、翌日回しにしてしまうと、また明日でもいいか・・・と雪だるま式に汚れて行きます。
汚れもすぐに落とすと簡単に取れます。
時間を置いてしまうと、固まってなかなか取れません。
そしたら、また断念してしまうのが非常に怖いのです。
ワン達には、少しでも快適な環境を作ってあげる事だけを考えています。
スタッフと笑うのですが、ワンは毎日、洗いたての敷物・・・。
私のベットのシーツはそんなには変えれないわぁ〜〜〜(苦笑)と。

敷物は、お日様の匂いがします。
ランから戻ったワン達も、お日様の匂いがします。
太陽は笑っています。
ワンも笑っています。
お手伝い下さってるボランティアさんも皆、笑っています。
ニコニコ。
笑顔が笑顔を呼ぶ。

「大変ですね〜」の作業も苦痛にはなりません。
綺麗になったら嬉しい。
汚れて居る所を綺麗にする。
ここで、また笑顔がでます。

今日の昼食後は、皆でワイワイとペンキ塗りを開始しました。
大型犬ランの壁面はパステル調です♪
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屋外待機場
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コンテナも真っ白になりました♪
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皆、顔や手にペンキが付いてキャーキャーワイワイです。
子供達も一緒に沢山塗ってくれました。
本当に有難う!!
ワン達も喜んでいるよ♪

シェルターには、穏やかな時間が流れ、皆さんと楽しく過ごす時間はあっと言う間です。
楽しい時間をありがとう。

学生達が、昨日言ってくれました。
色んな困難がある中、どうやって事実の事を伝えて行こうか?と。
自分達の説明によって、捕らえ方が変わるのはいけない。
これは、此処に来て参加して自分の目で見て、自分が体験するしかない事だと。

初参加の学生さんも大変だったと思います。
でも、何かを感じ取って下さって、笑顔でお帰りになりました。

自分の目で見て、自分が動いてこそ判る何かが必ずあると思います。


動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
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エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】
若者から学ぶ日
連日、ボランティアさんが参加して頂いて大変助かっています。
作業に協力して頂けるのにとても感謝しております。
また、ワン達も私達以外の人と接し、また成長してくれます。
ワン達は、私達の顔・声・匂いをきちんと覚えています。
シェルターは、自分達のテリトリーな訳です。
ボランティアさんであっても、部外者と言う事で、凄まじく鳴く子がいます。
「誰だ!!何の用だ!!」と言った感じです。

特に、全盲の「カロル」にとっては、恐怖なのでしょう。
犬の嗅覚は凄いです。
私やスタッフの声と匂いは記憶されています。
犬舎から出る時も、必ず「カロルゥゥゥ〜〜〜お外でようか?」と声を掛ければ、ウネウネと喜んで安心して身を任せます。
外部からの知らない匂いは恐怖なのでしょう。
でもね。。。みんな沢山の愛を持ってあなたに会いに来てくれているのです。
ボラさんに言います。
「声を掛けてから抱っこしてあげて下さい」と。
カロルちゃん、抱っこが大好きなんです。
腕の中に入るとそれはそれは大人しくなります。
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小さな子供さんは、正直に言葉が飛び出します。
決して悪気はないのです。
カロルを見て「この子の目、怖い・・・睨んでる・・・」と。
そうよね・・・一見怖く見えるかな?
でも・・・
生まれつきの全盲ではありません。
好きでなった訳ではありません。
カロルはとっても可愛いお嬢様です。

治療さえしていれば、完治したかも知れません。
すでに、眼球が萎縮されています。

里親様の手があがるには、長く長くかかるでしょう。
手を上げて頂けないかも知れません。
「カロル・・・安心して・・・。私達はあなたといつも一緒にいるよ♪」

本日、ボランティアで、某大学の獣医師のたまごちゃん達が4名入って下さいました。
ランの草刈もやってくれました♪
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そして、遅くまで、ディスカッションが行われました。
学生達から多くの事を学びました。
素晴らしい考えを持っています。
熱い考えを若者達は、持っています。
若い世代が、日本を引っ張っていくようになるのです。
学生達が社会に出るまでには、後数年です。

私達が残して行くもの。
そして、それを新しい考えで継続してくれる事。

とても有意義な一日でした。

おまけ:自然豊かな場所にシェルターはあります。
「蛍見に行かない?」とのお誘いで連れて行って頂きました。
車で2〜3分の場所です。
沢山の蛍が舞っています。
幻想的な光を放ち、フワフワと舞っていました。

見えない?(汗)
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未来への望みをかけて
梅雨に突入していますが、雨は一向に降らず。
洗濯物やワン達の遊び場所を考えると、ラッキーって感じなんですが、小さな農園への水やり作業に時間がかかる。
菜園作りは代表も私も全く初めてです。
皆さんに手伝ってもらって、一生懸命に育てています。

水を沢山あげないといけないサツマイモ。
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水をあげてはいけないスイカ。
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雨にかかってはいけない、フルーツトマト。
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そんなの知らずに場所も考えずに順番に植えてしまったから、水をあげるのにザザザーーーと放水する訳には行かないのです。

毎日観察し世話をして、それぞれが新しく実をつけた時、感動です!!
とうもろこしも大きくなりました。
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きゅうりとなすびの赤ちゃんも顔を出しました。
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グミの実も真っ赤になりました。
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都会に住む子供たちは、スーパーに並ぶ果物・野菜しか知らないです。
どうやって実を付けているのかを知りません。

先日子供さんが、とうもろこしを見て、
「どこ?何処にあるの?」って地面を探していました。
「違うよ〜〜〜茎の所にひげがあるでしょ?」と声を掛けると、
「ヒャーーーこんな所にあったぁーーー!!」と、凄くビックリしていました。
「学校ではこんな事、教えてくれないよね。」と言うと、
「うん!!図鑑で見るだけぇ〜」との返事。

夏休みには、また理科のノートを抱えてこられます。
観察日誌を書くそうです。

子供達が、興味を持って得るものは、深く記憶に残ります。
大人になっても忘れる事はありません。
興味が無い事を詰め込まれても、拒否反応のようにすぐに忘れてしまいます。

学校の授業でもそうですよね。
先生の力は、興味深く教える事が大きいと思います。
「この先生の授業は楽しい!!」と思う事から、どんどんと吸収するのでしょう。
「この先生の授業つまらない・・・」と思っていると、「早く時間が過ぎてほしい・・・。」と思うだけで、なかなか身には付かないものです。

まっ、これは私の子供の頃の経験上の事ですが・・・(笑)

シェルターに子供さん連れで、家族でお越し下さるご家庭も多いです。
もちろんご両親、特にお母様にワンの説明、お世話の仕方をお話します。
そして、同行のお子様にも必ず、お願いします。
子供さんの年齢に関係なく目をしっかりと見てお話します。
「○○ちゃんは今日からおうちに行くけど、仲良くしてくれる?」
「大切にしてあげてくれる?」
「妹が出来たからちゃんと面倒見てあげてね♪」と。
子供さんは大きく「うん!!」とうなずいてくれます。
そこに、家族全員の笑顔が生まれます。
素敵な笑顔です。
この笑顔に包まれて、ワンは生活をして行くんだなぁ〜と私達も嬉しく、笑顔で送り出します。

子供さんは感受性がとても豊かです。
子供の時から、沢山の喜びを感じ取って、どんな小さな生き物にも優しく接する大人に成長して頂きたいと、常に思っております。

この子達が大人になった時、SOSを発信する動物が居なくなっているように・・・。
そして、動物愛護法が前進している事に、願いを込めております。
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