源氏物語の郷へ:宇治「平等院と通円」
テーマ:旅:奈良・京都奈良・京都旅行、最後の記事は最終日に向かった宇治。
奈良市内のホテルを出た後、最初の目的地は法隆寺でした。
法隆寺では百済観音をため息をつきながら眺めました。
小学生を引率していたガイドさんが「スタイルがいいでしょ、12頭身くらいかな?」なんてお話しておいででしたが、超越的な印象をうける像でした。
―そして一路京都は宇治市へ。宇治川はとても綺麗でした。山も近いですし。
私の故郷にも大きな河は流れていますが、川沿いに広がる風景はこんなに綺麗じゃないわ。ネオンがギラギラしていますもの・・。でも私は河が好き。
山に近いお街はなんとも清清しく心が落ち着きます。
この感覚は外国で暮らしていた頃も同じで、よく河を眺めに出かけていました。
―河をしばらく眺めた後に、10円玉の表面でおなじみの平等院鳳凰堂です。
かつて別業であった為、華やかな建築。彼は奈良の仏寺が仏教美術と共に好きだと言うけれど、私は京都のお寺さんも好き。それぞれ違った趣がありますね。
中に入って、ピカン!と白銀の輝きを見せる白毫相も間近で鑑賞する機会に恵まれました。15分ほどの鳳凰堂解説ツアー、お勧めです^^
―宝物館で来迎図の複製や雲中菩薩像などを鑑賞することができます。
京都には度々訪れていましたが、平等院にきたのは家族で訪れた小学生の時以来。立派な施設でずんどこずんどこ雲に乗ってお迎えにくる菩薩様を鑑賞しました。
太鼓や舞にとっても賑やかな最期。こんなに賑やかに迎えられたらいいわね。
なーんて、まだお迎えはいりませんっ!
―あ、最後にオマケのケ。宇治の老舗のお茶屋さん「通円」で一休みしたの。
なんと、創業850年の老舗のお茶屋さん。
宇治橋を渡ってすぐ、宇治川沿いにたっているお店です。
―なんだかこの旅行では和のスウィーツばかり口にしていた気がします・・。
クリームあんみつを抹茶蜜で頂きました♪
寒天の大きさがばらばらだったのが気になったのですが、上品なお味でした。
―ぷうは茶そばを。宇治川を眺めながらほっと一息。時間がゆっくり流れます。
最後はやはり食べ物のお写真で旅の締めくくり。
食いしん坊でいけませんね。
藤やつつじは終わり、蓮が蕾をほころばせていた頃でしたが、蓮は見頃なのでしょうかね。いつの日か桜か紅葉の季節に訪れたい奈良・京都。美しい町でした。