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女子高生自殺:ネット書き込みの生徒を父が告訴へ 北九州

 北九州市小倉北区の私立美萩野女子高校(大久保元晴校長)の1年生(16)が同級生からネット上に「死ね」と書き込まれたのを苦に自殺した問題で、女子生徒の父親(51)らが15日、市内で記者会見した。父親は今週中にも、この同級生を福岡県警に侮辱容疑で刑事告訴することを明らかにし、遺書を公開した。

 遺書に女子生徒は「『みんなに嫌われてるよ』などと何度も書かれた」「もう疲れました。我慢する意味が分かりません」などと記述。また父親は、同級生がネット上に「葬式出てやるけ はよ死ね」「動脈切って死ねー」などと書き込んだとしている。

 父親によると、学校からは2回、「いじめはなかった」などと報告を受けた。それに対し「納得していない。背景にいじめがあったと思う。(いじめをしたのは)1人だけではないはずだ」と不信感をあらわにした。今後、同校や私立高校を管轄する県に真相究明を求めるとともに、民事訴訟を検討するとしている。【佐野優】

毎日新聞 2008年6月16日 9時46分(最終更新 6月16日 10時39分)

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