アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
笑顔がいっぱい
今日も、大勢の方がボランティアに入って下さいました。
ワン達の使った敷物の回収から始まり、ご飯→お外に出す→犬舎掃除→セッティング→ワン撤収→ラン清掃と全てに、協力して頂きます。
通常は、現在3名での作業です。
今日は、3倍の人員。
嬉しい限りです♪
初めて参加して頂く方が、必ずおっしゃる言葉は、「毎日この作業をされているんですか?」なんです。
「はい!!慣れれば苦になりませんよ〜」とお答えします。
「まっ、明日でもいいか?」と、翌日回しにしてしまうと、また明日でもいいか・・・と雪だるま式に汚れて行きます。
汚れもすぐに落とすと簡単に取れます。
時間を置いてしまうと、固まってなかなか取れません。
そしたら、また断念してしまうのが非常に怖いのです。
ワン達には、少しでも快適な環境を作ってあげる事だけを考えています。
スタッフと笑うのですが、ワンは毎日、洗いたての敷物・・・。
私のベットのシーツはそんなには変えれないわぁ〜〜〜(苦笑)と。

敷物は、お日様の匂いがします。
ランから戻ったワン達も、お日様の匂いがします。
太陽は笑っています。
ワンも笑っています。
お手伝い下さってるボランティアさんも皆、笑っています。
ニコニコ。
笑顔が笑顔を呼ぶ。

「大変ですね〜」の作業も苦痛にはなりません。
綺麗になったら嬉しい。
汚れて居る所を綺麗にする。
ここで、また笑顔がでます。

今日の昼食後は、皆でワイワイとペンキ塗りを開始しました。
大型犬ランの壁面はパステル調です♪
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屋外待機場
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コンテナも真っ白になりました♪
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皆、顔や手にペンキが付いてキャーキャーワイワイです。
子供達も一緒に沢山塗ってくれました。
本当に有難う!!
ワン達も喜んでいるよ♪

シェルターには、穏やかな時間が流れ、皆さんと楽しく過ごす時間はあっと言う間です。
楽しい時間をありがとう。

学生達が、昨日言ってくれました。
色んな困難がある中、どうやって事実の事を伝えて行こうか?と。
自分達の説明によって、捕らえ方が変わるのはいけない。
これは、此処に来て参加して自分の目で見て、自分が体験するしかない事だと。

初参加の学生さんも大変だったと思います。
でも、何かを感じ取って下さって、笑顔でお帰りになりました。

自分の目で見て、自分が動いてこそ判る何かが必ずあると思います。


動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】
若者から学ぶ日
連日、ボランティアさんが参加して頂いて大変助かっています。
作業に協力して頂けるのにとても感謝しております。
また、ワン達も私達以外の人と接し、また成長してくれます。
ワン達は、私達の顔・声・匂いをきちんと覚えています。
シェルターは、自分達のテリトリーな訳です。
ボランティアさんであっても、部外者と言う事で、凄まじく鳴く子がいます。
「誰だ!!何の用だ!!」と言った感じです。

特に、全盲の「カロル」にとっては、恐怖なのでしょう。
犬の嗅覚は凄いです。
私やスタッフの声と匂いは記憶されています。
犬舎から出る時も、必ず「カロルゥゥゥ〜〜〜お外でようか?」と声を掛ければ、ウネウネと喜んで安心して身を任せます。
外部からの知らない匂いは恐怖なのでしょう。
でもね。。。みんな沢山の愛を持ってあなたに会いに来てくれているのです。
ボラさんに言います。
「声を掛けてから抱っこしてあげて下さい」と。
カロルちゃん、抱っこが大好きなんです。
腕の中に入るとそれはそれは大人しくなります。
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小さな子供さんは、正直に言葉が飛び出します。
決して悪気はないのです。
カロルを見て「この子の目、怖い・・・睨んでる・・・」と。
そうよね・・・一見怖く見えるかな?
でも・・・
生まれつきの全盲ではありません。
好きでなった訳ではありません。
カロルはとっても可愛いお嬢様です。

治療さえしていれば、完治したかも知れません。
すでに、眼球が萎縮されています。

里親様の手があがるには、長く長くかかるでしょう。
手を上げて頂けないかも知れません。
「カロル・・・安心して・・・。私達はあなたといつも一緒にいるよ♪」

本日、ボランティアで、某大学の獣医師のたまごちゃん達が4名入って下さいました。
ランの草刈もやってくれました♪
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そして、遅くまで、ディスカッションが行われました。
学生達から多くの事を学びました。
素晴らしい考えを持っています。
熱い考えを若者達は、持っています。
若い世代が、日本を引っ張っていくようになるのです。
学生達が社会に出るまでには、後数年です。

私達が残して行くもの。
そして、それを新しい考えで継続してくれる事。

とても有意義な一日でした。

おまけ:自然豊かな場所にシェルターはあります。
「蛍見に行かない?」とのお誘いで連れて行って頂きました。
車で2〜3分の場所です。
沢山の蛍が舞っています。
幻想的な光を放ち、フワフワと舞っていました。

見えない?(汗)
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未来への望みをかけて
梅雨に突入していますが、雨は一向に降らず。
洗濯物やワン達の遊び場所を考えると、ラッキーって感じなんですが、小さな農園への水やり作業に時間がかかる。
菜園作りは代表も私も全く初めてです。
皆さんに手伝ってもらって、一生懸命に育てています。

水を沢山あげないといけないサツマイモ。
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水をあげてはいけないスイカ。
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雨にかかってはいけない、フルーツトマト。
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そんなの知らずに場所も考えずに順番に植えてしまったから、水をあげるのにザザザーーーと放水する訳には行かないのです。

毎日観察し世話をして、それぞれが新しく実をつけた時、感動です!!
とうもろこしも大きくなりました。
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きゅうりとなすびの赤ちゃんも顔を出しました。
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グミの実も真っ赤になりました。
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都会に住む子供たちは、スーパーに並ぶ果物・野菜しか知らないです。
どうやって実を付けているのかを知りません。

先日子供さんが、とうもろこしを見て、
「どこ?何処にあるの?」って地面を探していました。
「違うよ〜〜〜茎の所にひげがあるでしょ?」と声を掛けると、
「ヒャーーーこんな所にあったぁーーー!!」と、凄くビックリしていました。
「学校ではこんな事、教えてくれないよね。」と言うと、
「うん!!図鑑で見るだけぇ〜」との返事。

夏休みには、また理科のノートを抱えてこられます。
観察日誌を書くそうです。

子供達が、興味を持って得るものは、深く記憶に残ります。
大人になっても忘れる事はありません。
興味が無い事を詰め込まれても、拒否反応のようにすぐに忘れてしまいます。

学校の授業でもそうですよね。
先生の力は、興味深く教える事が大きいと思います。
「この先生の授業は楽しい!!」と思う事から、どんどんと吸収するのでしょう。
「この先生の授業つまらない・・・」と思っていると、「早く時間が過ぎてほしい・・・。」と思うだけで、なかなか身には付かないものです。

まっ、これは私の子供の頃の経験上の事ですが・・・(笑)

シェルターに子供さん連れで、家族でお越し下さるご家庭も多いです。
もちろんご両親、特にお母様にワンの説明、お世話の仕方をお話します。
そして、同行のお子様にも必ず、お願いします。
子供さんの年齢に関係なく目をしっかりと見てお話します。
「○○ちゃんは今日からおうちに行くけど、仲良くしてくれる?」
「大切にしてあげてくれる?」
「妹が出来たからちゃんと面倒見てあげてね♪」と。
子供さんは大きく「うん!!」とうなずいてくれます。
そこに、家族全員の笑顔が生まれます。
素敵な笑顔です。
この笑顔に包まれて、ワンは生活をして行くんだなぁ〜と私達も嬉しく、笑顔で送り出します。

子供さんは感受性がとても豊かです。
子供の時から、沢山の喜びを感じ取って、どんな小さな生き物にも優しく接する大人に成長して頂きたいと、常に思っております。

この子達が大人になった時、SOSを発信する動物が居なくなっているように・・・。
そして、動物愛護法が前進している事に、願いを込めております。
ワンのお勉強=根気
4:20夜が明けて来ました。
「今日も皆が元気で楽しい一日に、なりますように・・・。」と、願いながら大きな深呼吸をするのが日課になった。

都会の空気とは違う。
空気が美味しいと、感じたのは生まれて始めての事かも知れません。
草の匂いと風を感じながら、澄んだ空気の中での暮らしは、最高の贅沢です。
大阪に戻っていた代表も滋賀へ戻ると、「あぁぁ〜やっぱり此処は良いなぁ〜」と、たった数日の留守でもしみじみと、空を見上げて深呼吸をしております。

ワン達も同じ様に感じてくれているかしら???

さぁ〜一日が始まりました!!
皆が自分の持ち分の作業をスムーズにこなして行きます。
ワン達も一日の流れをきちんと覚えているので、ご飯を終えると外に出るのを待ちます。

毎日同じ事を繰返す。
犬の訓練学校と同じです。

それぞれが、成長を見せています。
シェパードの「空」。
半端な力では無い大きなシェパです。
当初は、引きずり回されると言ってもいい状態での散歩。
毎日、毎日、「待つ」事を繰返しました。
ドアが開いてようが、閉まっていようが、ドアの前では「待て!!」です。
開いた瞬間に飛び出されては、人間も怪我をします。
ワンも事故に遭いかねません。

ドアの横に立ち、
「空、待て!!座れ!!伏せ!!」と順番に指示を出します。
出来るようになったんです♪
ドアがオープンになっていても、座って待っているんです♪

でもね・・・犬舎にはおやつが待っているので、「OK」と言うと、凄いスピードで戻って行きます。
と、言うより自分で勝手にお家へ帰っちゃった〜〜〜って感じなんですが・・・。(汗)
焦らず、ゆっくりと教えて行きたいと思っています。

そして、もぅお一方のシェパの「ピリカ嬢」。
この方も、随分と成長しています。
「ラブラ」とは、現在も宿敵のライバルのようですが、なるべく顔を会わさないようにお互いを避けての移動になっています。
ランでピリカをフリーにして、暫く一緒に遊んでいます。
常に私を視野に入れているようです。
「ピ」と言うだけで、すっ飛んで横に戻って来ます。
隠れて見ていると、我に帰ったピリカは必死で、私を探しています。
そこで、「ピ」と言うと、シッポブンブンで走り寄って来てくれます。
こんなに、慣れてくれるとは本当に嬉しい事です。

身体が大きな分、力も凄いです。
きちんとした、躾をしなければなりません。

大型犬は学校へ行かせましょう。と言う方がおられますが、知識があれば飼い主さんが教えるのが一番良いことなのです。
*学校では、きちんと出来ていたのに、家に戻ると出来ない。
*先生の言う事しか聞かない。
そんな言葉を聞きます。

信頼関係が全てなのです。
一日、30分の時間をワンの為だけに、使いましょう。
毎日毎日、同じ事を繰返すと、必ず覚えます。
犬の集中力は5分と言われます。
5分間お勉強して、その後の10分は思いっきり遊んであげます。
そして、また5分のお勉強。
お互いが楽しく暮らして行くには大型犬・小型犬関係なく、必要な時間ですね。

皆さんも頑張ってみましょう。

*同じ行動を繰り返す事によって、あっ君もノーリードで自分の犬舎に戻って行ける様になりました。
ちなみに、「えん」「ラブラ」「ごん」達も自分で戻ります。(動画にて更新)
動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】
スフェーンと歩む
先日、スフェーンのお見合いがありました。

スフェーンはとても繊細で、ガラス細工のような性格です。。
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レスキューから、もうすぐ1年になります。
当初に比べれば、変わっていますが、心のドアを全開と言う訳ではありません。
1ミリ・・・いえ、0.5ミリ・・・ずつ開けているようです。
しかし、心をピタッと閉めてしまう時もあります。

何故、こんなになってしまっていたんだろう???
それが、気になります。
何をされていたのか?
何の怖い事があったのか?

人間の顔を見れば逃げる。
そんな日がずっとずっと続いていました。
私達も距離をおいて、座り込み「スフェーン何が怖いの?」と聞く毎日が続いていました。

やっと、寄ってくるかな?と思っていた時期に、予防接種などで捕まえると言った形になってしまいました。
またまた、後退な訳です。

毎日、ご飯の時間は喜んで駆け回っていますが、食器を置いて離れだすと食べ始めます。
「スフェーン、何にもしないよ。何にも怖くないのに、なんで逃げるん???」
そんな言葉が皆の口からこぼれます。

とってもとっても綺麗なお顔をしているんです。
綺麗な目をしています。
純粋な瞳です。
何があったかは知る事はできませんが、スフェーンから来るのを待ちます。

最初に比べれば、柵越しであれば、手を匂いに来ます。
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おやつだけは、お部屋に入って呼ぶと、恐々と近づいて来て加えてベットに運んで食べています。

唯一の救いは、ワンに対しては、何の問題も無くフレンドリーであります。
スフェーンは現在、う〜ちゃん・ジィと同室。
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「スフェーンそのお家はジィのだよ〜」あなたにはかなり・・・狭すぎです(笑)
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お昼間は、ランでゴン・ラブラと合流します。
5頭がいつも、所定の場所で昼寝していたり、時にはスフェーン&ラブラ&う〜ちゃんが追い駆けっこをして、遊んでいます。

まだまだ、時間は掛かりそうですが、いつか最高の笑顔で私たちの元に、走り寄って来る日を心待ちにしています。

先日お越し下さいました、里親候補様は
「じっくりと時間を掛けて待ちます。また、スフェーンに会いに来ます。そして、ジワジワと慣れてくれれば・・・」とおっしゃって下さいました。
お見合いの日、里親候補のご夫婦は2時間以上スフェーンの部屋で、腰を下ろし無理する事無く優しく声をかけておられました。
本当に有難うございました。
ご夫婦の優しい笑顔で、スフェーンも何かを感じてくれていると思います。

私達も無理強いはしませんが、少しでもスフェーンに「人間は怖くない」と、言う事を理解してもらいながら、共に歩んで行きたいです。


動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
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