米マスターカード・ワールドワイド(ニューヨーク州)は、世界の大都市のビジネスのしやすさなどを格付けした「2008年度世界ビジネス都市度ランキング」をまとめた。総合順位は、首位はロンドン、2位ニューヨーク、東京が3位で、07年度と同じ顔ぶれになった。新たに調査対象となった大阪は19位に入った。
シンガポールが前回の6位から4位に、中国・上海は32位から24位に上がるなど、アジア勢の躍進が目立った。一方、米国はロサンゼルスやボストンなど順位を落とす都市が目立った。
ランキングは、経済学や都市開発の専門家らが「経済安定性」「ビジネスのしやすさ」「住みやすさ」などの指標で都市を総合評価するもので、07年度に始めた。今回の調査対象は75都市で、前年より12増やした。(14:28)