秋葉原の事件
僕はこの事件が他人事に思えない。
なぜならば、犯人が掲示板に書き込んだ内容は、
モラハラ加害者独特の理論に近いからだ。
両親が悪いと犯罪を肯定する。
生い立ちのせいにする姿勢。
孤独だから、社会が悪いからと平然と正当化する。
こんな人間に人生を奪われるなんて、
被害者の方々と周囲の方にとって、
お辛いと思います。
誰でも良かった、最近の事件でよく聞かれる言葉、
被害者にとってこれほど傷つく言葉は無いのではないのか。
人間がハラスメントを行うときは、
加害者の根底にある感情の行き場を
第三者に向けることで発散することにあるように思う。
その独特の性質が凄惨な事件をも巻き起こす。
僕は思う。
男性なんだからモラハラなんて耐えられるという調停員に
このモラハラを肯定することは大きな過ちだと思う。
男性だから、女性だからという問題ではなく、
ハラスメントは行けないことだ。
不幸な生い立ちを理由に犯罪や暴力をふるう等、
絶対に許されてはいけない。
人を傷つけてはいけない。
僕の相手は、いつも自分の不幸な生い立ちのせいにしていた。
自分の家庭がこうだったからと罵声を浴びせる。
でも、だからこそ、自分は違う家庭を築くものだ。
人は自分に負けてはいけない、
境遇や不幸を乗り越えることに意味がある。
不幸を繰り返しても何も生まれない。