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やっぱり悔しい。

2008-06-06 08:14:01 テーマ:ブログ

多くのモラハラ被害者が脱出してからそうであるように、

時々理不尽な仕打ちに怒りを覚える。


なぜならば、現在は過去の積み重ねで出来ているわけで、

きっても切れないからだ。


僕は離婚裁判で自分が持っている物は全て奪ってもいい、

それでも離婚したいと主張した。

当時僕が乗っていた車は当然名義変更したのだ。


この車は、父親が乗っていた物を譲って貰った物で、

裁判官はこれは共有財産ではないという主張を退けなかった。

しかし、相手の主張は変わらないので、

離婚することが大事だった僕は父の承諾を得て、

離婚裁判開始後半年程度で名義変更をした。

それによって離婚するという主張をいとも簡単に変更した被告。


結局、全部取り終えるまでは裁判は終わらなかった。

会社を辞めて退職金もつきたときあっけなく、

婚費が取れなくなって離婚を認めたのだ。


最近、彼女が重い買い物袋を持っているのをみていると心が痛む。

たまに細い腕がマイバックの食い込みで内出血している。

僕が買い物をすると言うのに聞かないのだ。

今まで散々やらされてきたんだから、

これからはそんなことしないでいいのよ。

彼女はそう言ってくれる。

もし、車があったら、週末にまとめ買いを出来るのに。

そんなことを思う。


でも、今の僕には小さな石の指輪を買うのが精一杯。

他に何もしてあげられない。


ブログをやっていて思う。

離婚した男性とつきあっているために苦労している女性の意見が聞きたい。

彼女は苦しいのではないか。

愛情が苦しみで変わってしまうのではないか。


ときどき悲しそうな顔をする彼女。

決して気丈なタイプではない。

むしろ弁護士になれなかったコンプレックスで悩んでいる。

僕が友達なら、間違いなくそんな男止めろっていう。


そして、もし彼女と同じ立場の女性が読んでくださっているなら伝えたい。

あなたの側にいる男性は誰よりも貴方を大事にしたい。

いろいろなしがらみで苦しめるけど失敗してから選んだ相手は心から信頼できる相手だ。

だからこそ、甘えてしまうこともある。

でも、誰よりも愛していると思う。

彼女は、僕が寝ている間に泣いていることがある。

僕は気がつかない振りをしている。

気がついたら、きっと無理をするから。


やっぱり悔しい。これは加害者に対して思う。

どうして、彼女を幸せにできないのか。

どうして、僕はハラスメントされ続けたのか。

頭で理解しても納得は出来ない。

そんなジレンマがある。

絶対ということはない。

2008-06-05 20:02:46 テーマ:ブログ

自分が係争を通して感じたことだ。

絶対にこうだというものは、

何もないということだ。


確かな物がないということではない。


人と人との関係に絶対にこうだ、

変わらないということはないと思ったのだ。


人と人との関係は、

元にある戸籍上の関係の上に

成り立っているかもしれないが、

その戸籍上の関係もまた道義上作り上げてきた物で、

確かなものではないはずだ。


それを無理に通そうすることは、

せっかく人々が暮らしやすい為に作った法律が

人を人とも思わない冷たい物になる。


極端なことをいうが、

人が人を支配する世界、

現在でも多くの国や民族でその問題が残る。

同じ人間がしていることである。

日本でもハラスメントをする人間は、

家庭という外から見えない環境であるから、

支配が可能なのであると考える。


なんども繰り返しになってしまうが、

心の通わない関係を強引に通すことは、

やはりおかしいと思う。


心を通わせようと努力した結果、

どうにもならないこともある。

これは想像ですがそういう努力をされている人にとって、

離婚はとても過酷な物であることは誰にでも解る。

僕ら被害者はずっと心を通わせようと加害者に尽くすのだ。

それは拒絶されて支配される結果になる。


ハラスメントを行う人間が離婚を拒むは、

権利の主張(経済的利益)と支配する関係の継続だ。


悲しいことで前者は、

人の気持ちがわかるから離婚を認めてしまい、

後者は人を思いやらないから係争が悪化していくのだ。

結局は、虚しい権利だけの主張になるのだが。


人を思いやる人間は多くの場合損をするだろう。

でも、その思いを酌んでくれる人間がいるはずだ。

少なくとも僕の場合はそうだった。

情けは人の為ならず。

虐待されながらも一所懸命耐えたことは、

報われると信じたい。


人と人の関係に絶対はない。

いつも相手や周囲を思いやることで

その関係は続いていくはずだ。

守る努力やはぐくむ努力が大切だと想う。


僕が係争中に会社を辞めざるをえなくなったとき、

被告は勝手に会社を辞めて婚費が少なくなるのはおかしいと裁判で主張した。

会社を辞めるまでFAXや電話をし続けたのは被告だったのに。

そして、婚費の件を裁判官が取り合わなかったとき、

マンションのローンが払えなくなったときが係争の終わりだった。

すべてを搾り取った後はいとも簡単に捨てられるものだったのだ。


今は、お金も地位も何もない。

でも、心は軽い。

そして本当の愛を手に出来た。

そこから自分もまた人を愛することができた。


戦いの果てに僕はささやかな幸せを手に入れた。


虐待される人はどこか似ている。

多くの人が脱出して少しずつ幸せになっていると思う。


今日は少しだけ前向きに慣れそうだ。

そんな1日に感謝します。


結局皮膚移植することになりました。

ゆっくり病院で考える時間を与えられたと思う。

やはりまだまだ逃げているところもあるので、

良い機会かもしれない。


離婚裁判を終えて思うこと3

2008-06-05 11:26:09 テーマ:ブログ

不思議なことが一つある。


どうしてか男から離婚を申し出た場合、

ほとんどのケースで離婚を拒む理由は、

金銭が目的だと分かり易い。


これは、あまり得策ではないと僕は思う。

少し前に記述したが、

愛情はなくとも経済的サポートにより、

頼りにしてしまう思いやその環境に順応したために、

離婚に踏み切れない思いという物をきちんと主張しない。


逆に愛情や思いがあるとは言えないで、

強気に権利主張だけをする女性は、

明らかに婚姻破綻を提唱することになってしまうと思う。


僕がモラハラ離婚の情報を3年も追い続けたからか。


僕が裁判官だったら、

しおらしく夫がいなければ困ると主張したほうが、

離婚判断を考える。

多くの被告となったモラハラ加害者は、

男女問わずに権利を振りかざす。

夫婦なんだから、一緒にいろとか、

お金を払えというばかりだ。

しかし、相手が拒んでいるのにけんか腰では、

この婚姻を継続させようとは思わないと思う。

第三者が見れば、意外と分かり易いという。


これはむしろハラスメントに関係ない人達に伝えたい。

僕の記事を読んでくださっている方が、

離婚を回避したいなら、

権利主張も大切だが、まずは思いを伝えることです。

戻ってきて欲しいと。


ただ、配偶者には戻ってきて欲しくない、

経済的には依存したいというのは、

今の時代難しいのではないでしょうか?

出来れば、そういう状況になる前に改善したいものです。


婚姻相手を選び間違えても、

思いやりで回避できることはとても多いはずです。

僕は少なくとも婚姻開始から7年間必死で頑張りました。

それが普通の相手だったらよかったのに。

自分が我慢すればいつか気がついてくれると。

あとの5年は抜け殻になりました。

その頃から、精神的暴力だけではなく肉体的暴力が始まりました。

ハラスメントをする相手には、

被害者はサンドバッグでしかありません。

そこに被害者を変えてくれる第三者がいなければ改善は無理なのです。

男性はハラスメントを隠します。

僕も離婚が成立するまではなかなか本当のことは言えませんでした。


女性でも言えないで我慢している人も多いのかもしれませんね。

もともとハラスメントされている母数が多いと思います。

僕はあくまでも男性の立場で記事にさせていただいておりますので、

差別的な捉え方をされたら申し訳ございません。

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