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時間と共に

2008-06-03 02:14:25 テーマ:ブログ

離婚裁判を終えてみると

あれほど不安だった日々が嘘のようだ。


今は違う不安はいっぱいあるが、

それは自分でなんとかできる。


離婚裁判の不安は、自分のことなのに、

自分の力の及ばない何かに支配されているからだ。

男からの離婚は、自分の意思とは違うものに管理されているのだ。


それは世論だったり、

時に相手だったり、

時に弁護士だったり、

裁判官だったり。


全ては自分以外の誰かに支配される。


だから、今だから思う。

自分を強く持たなければ、未来は切り開けない。

絶対的な強い気持ちを持たないなら、

その戦いはすべきではない。


これから訴訟の人や離婚調停の人は、

1日も早く訴えなくてはとあわてる人もいるだろう。

でも、僕は3年もの期間だった。

それは気が狂う程の期間だ。

訴状や申し立てをする日を気にするよりも、

まずは、ゆっくり自分の気持ちを考えてみて欲しい。

本当に戦い続けられるのか。

苦しくて辛くて失う物もいっぱいある。


僕は終わった戦いを振り返ってみて、

今が幸せだけど、あの思いを誰かがするのはとても辛い。


今夜は両親と話せて、二人にも辛い思いをさせたことが辛かった。

でも、彼女のことを話したとき、父親が泣いた。

始めて見る涙の様な気がした。

そして、親子でこれから頑張ろうと誓い合ってしまった。

恥ずかしいけど、こんな家族です。

名字の件は母親も弁護士に頼むように言いました。

まかせればいいと。彼女と全く同じようなことを言っていました。


父がすんなり話を聞いてくれたことを彼女は喜んでくれた。

そして、父の日の贈り物を手渡してくれた。

あなたから渡してあげてと。

なんていうのかな、自分の人生の失敗を彼女が綺麗に

ぬぐい去ってくれる様な気すらしてしまう。

でも、知っている。心を隠して笑う女性だ。時々夢でうなされて泣いている。

僕がしっかりしなくては。

せっかく守りたいものに大切なものに気がついたんだから。


今、苦しんでいる人達に伝えたい。

いろいろな変化は時間と共に訪れます。

永遠の苦しみはないと僕は思います。

どうか心穏やかに過ごせますように。

それは違うぞ。

2008-06-02 10:45:09 テーマ:ブログ

いろいろな結婚がある。

よく男性からの離婚裁判で主張すること。



初めから愛していなかった。



これは違うだろって思う。

じゃあ、離婚すると思って結婚したんですか?

違うでしょ。

一度は添い遂げるつもりだったんだ。

愛情はなかったという主張は横暴だ。

僕も裁判でその点に言及している。


初めは家庭を気遣う大人しく優しい女性だと思った。

両親も大切にしてくれると思った。


そう、これは愛情なのだ。

自分の妄想や幻想でも愛情だと思う。

愛情とは思いこみから始まると僕は思う。


ただ、その妄想と幻想の多大なるミスマッチが破綻を招く。

相手に思いやりがあれば、

相手の期待に応えようとする。

この部分が重要だと思うのだ。

もちろん、ハラスメントを行う人間にはこれはありえない。


男からの離婚は男の誇大妄想が原因だ。

そんなことも思う。

だって、相手がモラハラだとかDVだとか、

解っていればそんな相手に近づかない。

今思えば、気がつかない自分も十分に悪い。

モラルハラスメントの被害者に、

それは相手が巧みだからとか擁護してくれる意見も多い。

でも、冷静になれば、相手の嘘は壊れやすい嘘だった。

こんな嘘に騙されるなんてと裁判中なんども反省した。


僕の妄想。

妄想からの愛情。

これが全ての悲劇を生んだ。


でも、やり直しが出来る。

そして恐らく奴はまた被害者を作るだろう。

しかし、そうそう甘くはないはずだ。

世の中は情報の嵐だから。

そして、人は慎重になっていると思う。


本当は、DV加害者に加害者だと教えるのは被害者のような気もする。

被害者しか解らないからだ。

それは止めるべきと言われている。

特にモラハラ加害者とは、話は全くできない。

でも、どうなのだろう、親戚全員で言ってみたら、

職場の上司に本気で相談してみたら。

彼らを加害者だと認識させることは、

被害者を減らすことだと僕は考える。


かつては愛した相手。

その相手が同じ不幸を生み出すのを止められないのは、

不幸だと思ってしまう。

それは普通のことのように思う。

離婚裁判を終わって思うこと1

2008-06-02 08:22:32 テーマ:ブログ

昨日は少し眠れた。

少しだけ心が軽い。


不思議なのは、なぜ彼女がこんな僕と一緒にいてくれるかということだ。

そう聞くと彼女はこういう。

ずっとずっと好きでいてくれたでしょ。

ずっとずっとメールだったけど私を想ってくれた。

初めは、困惑したけどね、不思議だよね。


僕はずるい。

彼女が彼氏とうまく言っていなかったことも偶然知った。

そのタイミングで気持ちを打ち明けたから。

それも話したけど、彼女は関係ないって言う。


僕は思う。

いろいろな形があるけど、

やっぱり離婚をする前は関係がない方が良い。

それは相手を巻き込む行為だから。


僕が離婚裁判をしようとネットしたとき、

なんと多くの方が将来を誓った彼女と一緒に戦っていることか。

でも、それは彼女を不幸にしていると思う。

いろいろな事情はあるだろう。

でも、離婚裁判では有責者となるべきではないと思う。

その相手にある程度の度量というか器量がなければ、

あんな戦いに巻き込まないでほしい。

あくまでも僕の考えだ。


一人で戦うのはとても辛かった。

なんども彼女と一緒にいたいと願った。

人間は弱い。

でも、未来のために今を耐えるのもまた道だ。


有責者となった為に離婚裁判で離婚が認められないのは

とても辛いことではないでしょうか?

一緒になりたいと思いながら二人三脚で戦うのに、

それが原因で認められないんですよ。

相手にもよると思うが、

自分が相手の立場だったらどうなのか。

自分を捨てて相手に差し出せる人間はそうはいない。

それがモラハラだとかそういう事以前に。


有責者でも相応の期間があれば離婚は認められる。

でも相手との間になにか違うわだかまりが出来てしまいそうだ。

待たせてごめんね ではすまないと思う。


今日は両親と食事をする。

彼女のことも話してみようと思う。

そして名字の裁判のことも。

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