道仁会系の組幹部殺害、同居の2組員を容疑で逮捕
熊本市の指定暴力団道仁会系平野組幹部が7日、自宅で殺害された事件で、熊本県警捜査本部は8日、幹部と同居していた同組員の吉永博幸(34)、渡辺順一(53)両容疑者を殺人容疑で逮捕した。
発表によると、2人は7日午前6時半ごろ、暴力団事務所を兼ねた熊本市西梶尾町の住宅2階で、浅川孔明幹部(48)の首を刃物で刺して失血死させた疑い。2人は軽乗用車で逃走。8日夕、山口市内のホテルに立ち寄ったところを捜査員が発見した。2人とも容疑を認めているという。県警は、2人と浅川幹部との間に何らかのトラブルがあったとみて、動機を追及している。
(2008年6月9日 読売新聞)