アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
うさぎちゃんの命
ごんちゃんのトライアルが終了するまでに、里親候補様と、何度もお電話でお話して来ました。
結果的に、ゴンちゃんのトライアルを断念する事になりましたが、沢山の愛情を頂いた2週間だった思います。

里親候補様のお宅には、3頭のうさぎちゃんがいます。
うち1頭は、野うさぎちゃんです。
親からはぐれてしまって、衰弱した状態で見つけられ奥様が人口授乳し育てられたのです。

ごんちゃんがK家にやって来た日から食欲がおちてきました。
あとの2頭のうさぎちゃん達は、ゴンを受け入れた様子でした。

お部屋を変えたり色々と、試して下さっておりました。

ゴンちゃんは何もしない。
危害を加える事はない事を、うさぎちゃんが理解してくれるしか方法はありませんでした。

うさぎちゃんが、病院へ行き食欲増進剤の点滴。
K家ご夫婦やご近所の方たちも、ゴンの為・うさぎちゃんの為にと色々と案を出して下さっていたようです。

K家にとっても、ゴンちゃんは問題なく日に日に慣れて、色んな事を覚えるようになって来ていたようです。

皆で悩みました。

2週間。。。

もしかしたら、慣れてくるかもしれない。
でも・・・。
奥様がとてもとてもうさぎちゃんを心配されました。
そうなんです。
逆の立場になれば、私ならどうするだろう???
私達も考えました。

ゴンには可哀想な事でしたが、先は長いのです。
ごんちゃん、現在6歳です。
まだまだ10年以上は元気に暮らします。
Kご夫妻に話しました。
「よく、話し合って下さい。確かにごんちゃんも慣れて愛おしい存在になっていると思います。しかし、うさぎちゃんもこのまま、食欲が出なく痩せていっている状態であれば、命に関わります。慎重に考えなくてはいけません。」
同じ犬同士でも、先住犬にストレスがかかり下痢やご飯を食べなくなるケースもあります。
今回は犬:うさぎです。

私はうさぎ飼育の経験がない為、詳しくは判りません。
犬と同じ様に考えたら駄目だとも思っています。

お話した数日後、奥様からお電話を頂きました。
「うさぎの今の状態を見ていると、とても残念で心苦しいのですが、ゴンちゃんをお返しするしかないようです。」

頑張って下さいました。
動物達の命を前に、とても悩んでおられました。

そうして昨夜、ゴンはシェルターに帰って来ました。
「ごんちゃん、おかえり。また一緒に頑張って行こう!!」
bu109.jpg

bu110.jpg

暫く、ごんちゃんは滋賀でゆっくりと、暮らします。
ゴンも色々と悩んだでしょう。

トライアル期間とは、先の長い一生を終生飼育出来るかを見極めて頂く、期間です。
可哀想だから・・・と、一時の感情で、「まっ、大丈夫かな?」と受け入れ先々、問題がおこって手放すような事になっては大変です。

私達がお願いする一番の事は、「終生飼育」のお約束なのです。
この子が、天寿を全うする時まで、必ず家族で居てあげる事です。

今回、沢山の方から、「ごんちゃん、良かったね〜幸せになってね〜」とメッセージを頂きました。
残念なご報告になってしまいましたが、ゴンちゃんを必ず幸せにします。
ゴンちゃんの赤い糸の先は、どこに結ばれているのでしょう?
ゴンも戸惑っていると思います。
「どうなるんだろう???」と。
私達も細心の注意を払って、ごんちゃんの心のケアをします。

シェルターに到着したゴンちゃんは、キュンキュンと鼻を鳴らして、「入れて入れて〜〜〜」と犬舎に向かって行きました。
車の中でも、シェルター近くに来た時、車の中で、ソワソワし出したそうです。
「へ?」
「此処が好き?」
ここは、仮のお家なんですよぉ〜〜〜。
でも、また、明日から私たちの家族です。
「おかえりさない、ごんちゃん。ゆっくり休んでね。」

犬舎に入ったゴンを大歓迎で迎えたのは、もちろん「ラブラ」でした。
また、明日から仲良く遊んで下さい。


動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】
蝶々
みかんの木にもうすぐ孵りそうな青虫さんがいっぱいいます。
小さいのから大きいのまで、シェルター内に沢山、蝶々が飛んでいます。
あっ君は、毎日ピョンピョンと蝶々を追いかけ遊んでいます。

洗濯場に、毎日姿を現す蝶がいます。
まるで、私達と遊んでいるように、目の前にヒラヒラと来て、指を差し出すとクルクルとまわり犬舎の中を覗いているような感じで、飛んでいます。

蝶々も人に慣れるの?
今日もやって来ました。
bu104.jpg

「ちょっと待っててねぇ〜カメラ持ってくるわぁ〜」と走り、戻って来ると居ました居ました!!
5センチ近くまで接近して来ます。
bu106.jpg

bu105.jpg

自然が豊富な地域です。
様々な昆虫が生息しています。
近所に、「蛍のさと」の看板を発見!!
昔、兵庫県の和田山の「蛍のさと」に行った事があります。
蛍の乱舞。。。
みごとなものでした。

さて、シェルター内のワン達、元気いっぱい過ごしています。
朝方は、曇り空でワンにとっては快適な気温。
10時過ぎ、お日様が顔を出し、ブヒ軍団達のガーガーブヒブヒの合唱が始まりました。
bu107.jpg

お部屋に移動し、クーラースイッチON。
10分もすれば、スヤスヤとお昼寝。

一番元気なのは、ジャック軍団です。
Yスタッフの後をチョコチョコ付いてまわり、ランに出ると走り回っています。
幼稚園児のようです。
bu108.jpg

皆、比較的小さく、ジャックにしてはかなり大人しい???
大阪レスキューの6頭が里親様を待っています。

皆、とっても元気で可愛いです。
「なんで、なかなか手があがらないのかなぁ〜〜〜???」と不思議です。
見えない赤い糸の先に、笑顔のご家族が必ず現れてくれる事を祈っています。

動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】

恵みの雨
雨・雨・雨・・・いやぁ〜な季節がやって来ました。
一日、3回は天気予報をチェック!!
週間天気予報では、日曜以外は全て傘マーク(ふぅぅぅ〜〜〜)
雨が降ると、外で遊ぶ事が出来ません。
洗濯物も乾きません。
梅雨期の洗濯物対策を考えなくてはいけません。
乾燥室を設けようと、冬場も言っていましたが、犬舎に吊り下げストーブでクリアしていました。
この時期にストーブを付ける事も出来ないし・・・大きな悩みの種が出来ました。

私たちにとってもワンにとっても雨は憂鬱な日。
でも、小さな農園では、野菜やお花が雨を喜んでいます。

とうもろこしの花が咲きました。
bu102.jpg

柿の赤ちゃんが、顔を出してきました。
bu103.jpg

グミも一杯なっています。
bu100.jpg

bu99.jpg

心配していたサツマイモの苗も立ち上がり、新しい葉をつけています。
bu101.jpg

ゆりも綺麗に咲き始めました。
bu97.jpg

水やりしなくても良い恵みの雨。
先日、ホームセンターで、枯れかけてほとんど商品にならない苗を見ました。
店員さんに「この苗たちはどうするの?」と尋ねてみました。
「捨てるしかないですねぇぇぇ・・・」と。
でも、まだ緑の葉が少し付いています。
生きています。
捨てるのなら・・・と、交渉し数個まとめて安価で分けて頂きました。
シェルターの土はとても肥えています。
沢山の木々の根もすぐにつきます。
作物も大きく成長してくれています。
スタッフと「植物もレスキューやね。」と苦笑いしながら戻って来ました。
早々に、木陰に植え「頑張って大きくなりやぁ〜、綺麗な花を見せてねぇ〜」と声掛け。
bu98.jpg

草木も生きています。
私たちやワンと同じように・・・。

今日の雨は、命の水でしょう。
緑の葉がキラキラと光っています。

笑顔
「犬が笑う」と言う言葉に「えぇぇ〜〜〜ほんとに犬が笑うのぉ〜?」と言う人がよくいる。
ワン達も、悲しいときは悲しい顔をし、怒る時にはそれはそれは怖い顔をします。

私達の側に居る子達のほとんどは、全ての感情表現が出来なかった子達です。
レスキュー時の顔を思いだします。
皆、目が死んでいました。
無反応でした。
全ての事に諦めてしまって、いたのでしょうか?
目は開いているけど、瞳に輝きは一点もありません。

時には涙を流す子もいます。

私達はいつも「大丈夫よ。。。もぅ何も心配しなくていい!!」と、しっかりと抱いてやります。
スタッフ・ボランティアさん達も、ケアに入る時には、必ず話しかけながら接しています。
少しでもコミュニケーションが早く取れればと・・・。
ワン達に安心してもらえるようにと・・・。

シェルターで過ごす日を追うごとに、表情がドンドン変わって行きます。
声を掛けると、シッポをユラユラと振る様になって、姿を追うようになってきます。

虐待などで、人間不信に陥っている子達は、時間がかかりますが、少しずつ少しずつ心の扉を開けて行ってくれます。
「あなたが、怖かった人間はもぅ居ないよ!!みんなそうじゃないんだよ!!大丈夫なんだよ!!」
私達もゆっくりゆっくり接して行きます。
全てに焦りは禁物です。

レスキュー時に思う事。
数が多い時は、やはり心配が大きいです。
もし、里親様との縁が無かったら???

神戸疥癬症レスキューの時はしみじみと感じました。
それだけ酷い状態で、犬種さえ判らなかった訳です。
「これは、長丁場になるねぇ・・・」
「簡単には里親様は現れないだろうね・・・」
しかし、目の前の命は、SOSを出していました。
代表・スタッフ・ボランティアさん全ての人が、「助けよう!!治そう!!」と立ち上がりました。
私は心の中で思いました。
「もし、誰からも里親様の手が上がらなかっても、ずっとずっと私達と最後まで暮らそう・・・。」と。

レスキューされる子達は、表現は悪いですが、みんなボロボロの状態です。
身体に傷を負っている子・心に傷を負っている子。

現在、シェルターにはすでに私達と2年以上も一緒に居る子達もいます。
神戸の子達も、来月になれば1年になります。
みんな、待っています。

シェルターで最期を迎えた子達もいます。
シェルターに居る時は、私達が家族です。
ワン達も、自分達は出発するチャンスがある事は判っていないと思います。
シェルターがおうちだと、思っています。

そして、私達が家族であると・・・。

みんな表情が穏やかです。
レスキュー時の無表情な顔からは想像出来ない、笑顔が今日も光っています。

神戸疥癬症レスキュー「ラピス」
bu96.jpg

大阪市動物管理センターレスキュー「じぃ」
bu94.jpg

神戸疥癬症レスキュー「ラブラ」
bu92.jpg

広島DPレスキュー「う〜」
bu93.jpg

神戸疥癬症レスキュー「ロード」
bu95.jpg


PS:代表、朝から大工仕事に励んでおります。
bu91.jpg

新しい仲間が、やって来ます♪
「なかなか良い感じに仕上がりました♪」

動画スタート
今日の天使達

里親募集

《皆様へのお願い》
ワンちゃん達のご飯は、今までメーカー様からの大量のご支援で、補えてこれました。
メーカー様には深く感謝しております。
しかし、妨害を受け阻止されました。
現在は支援者様からのご協力でギリギリ補えております。
有難うございます。
また、不足分に関しましては、グッズのご協力金でフード購入をしております。
皆さまのご協力を合わせてお願い致します。
【グッズ申し込み】

エンジェルズ・シェルター開設記念植樹の募集

*ご協力のお願い*

【支援金の募集のお願い】


生きる!!
お礼
昨日の日誌で、沢山のコメント・メール・お電話を頂きました。
本日、高島市役所の方に、再度お話させて頂きました。
悪意に満ちた嫌がらせ行為を行っているのは、地元の方全てではありません。
ほんの一部です。
全てが憶測で文字にされているのです。
文字と言う凶器で、沢山の被害が出ています。

皆様からの応援メッセージを代表・スタッフ皆、拝見させて頂きました。
皆で頑張って行きましょう。
守るべき者がある事は、強くなれる事だと思っております。


さて、今日もいつものように始まりました〜♪
最近は5時前にに目が覚めるようになりました。
まっ、みんな、9時前には「はぁ〜〜〜そろそろ寝ましょかぁ〜」と。

早起きのおかげで一日が、長く色んな事が出来ます。

ブヒ軍団達も、クーラー部屋でおとなしく待機しています。
ジャック達5頭も、ランを独占して走り回っています。
みんな、本当に楽しそうです。

そんな中で、今一番の心配事。
ボストンテリアの「タッシュ」君。
bu90.jpg

レスキュー時、ガリガリに痩せていた体重は、標準体重に持ち上がりました。
当初は、フラフラ・・バタッ!!と倒れていました。
ケージに入れられたままで、筋力が無い為にしっかりと歩けないのもありました。
しかし、先日泡を吹いて痙攣がおきました。
ゆっくりと声をかけながら、身体をさすり少量のお水を含ませ・・・。
すぐに気がついて、いつもと変わりなくいていました。
何だったんだろう???
とにかく、診断をして頂くために、代表が大阪にタッシュを連れて戻り、数日入院で診て頂きました。
検査では異常なし。
癲癇?
暫く、様子を見ていますが、現在は痙攣はおきておりません。
繁殖場に居た時も、同じ様な事はあったでしょう。
いつも、気がつくまでそのまま何もされずに居たのでしょう。。。
色んな事を考えると、「小さな身体で、一生懸命生きたいと頑張ってるんだよね。」と、胸が痛くなりました。

タッシュ・・・。
とっても可愛い子なんです。
ご飯の用意をいていると、横で「ワンワン」言っています。
なるべく側で見て居たいので、人間の目線の高さの管理場所にいます。
お天気がいい日は、サークルで日向ぼっこもします。
「タッシュ、穏やかな日が毎日続けばいいね。」

タッシュと同じ時にレスキューされた子達の中に、「んん??」と思う子が数頭います。
近親交配のせいでの異常?
タッシュも同じだと思います。
タッシュからのメッセージが聞こえます。

人気犬種になると、遺伝性の病気も調べないで、凄い交配が行われています。
とにかく、産ませて出荷というように。
DNA鑑定もされないままで、産めよ増やせよとバンバンと交配させられているのが事実です。

また、人気に飛びつく馬鹿な人間が居るからこういう業者も絶たないのです。
流行のバックではないのいです。
生きているのです。
家族に迎えて10年以上は共に暮らすのです。
病院通いばかりしますか?
経済的に余裕がなければ放棄ですか?

業者ばかりのせいではないです。
買う人が居るからなのです。

TVのCMでも、犬を使ったものがすごく多いです。
そんな、CMを見ていると、「あぁぁぁ〜〜またや・・・流行らんといてほしいよなぁぁ〜〜〜」と溜息が出ます。

生まれてきた子達全部がそうとは限りませんが、間違いなく犠牲になっている子がいます。
タッシュもその一頭です。

現在は、エントリーを中止しております。
私達が最後まで、家族として看る事を考えています。
しかし、全てをご理解して頂いて、普通の家庭で普通の幸せな暮らしを迎えさせてあげれる事も願います。

タッシュ。。。頑張って生きようね♪
Designed by aykm.