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大阪府職員の甘えた考え。手取り34.5万円は薄給

 市民で作るインターネット新聞「JANJAN」に、大阪の中学校に勤める吉田みえこさんの記事が掲載されていました。タイトルは『橋下知事へ「府職員も大阪府民やで!人件費カットで誰が笑えるねん!ほんまに大阪がよくなること考えて行動してや!」』。

 記事の内容ですが、知事の給与が145万円、それに対して私の手取りは34.5万円と少ない。とても贅沢な暮らしなんてできない。大型プロジェクト失敗のつけを人件費の削減で解消しようというのは筋違いだ、と訴えられています。もうあきれかえるしかありません。

 手取り34.5万円。この額は私のように民間で働いている庶民からすると、とてつもなく羨ましい額です。手当などを含めると年収は額面で700万円にはなるでしょうか。しかも、これでリストラの心配はありません。対して民間では平均年収400万円、リストラはもちろんありますし、会社が倒産すればそこでおしまいです。

 大阪府は今、倒産しようとしています。しかし、職員は人件費の削減に反対です。私はそこに「甘え」があると感じています。――自治体は倒産することはない。この甘えが自分たちの保身しか考えない今の府職員たちを作り上げています。

 給料が不満ならやめてしまえばいいのです。どうぞ転職して下さい。あなたに手取り34.5万以上の能力があるのであれば、民間は喜んでその額を支払います。だから、どうぞ退職して下さい。大阪府は沈もうとしている船です。その船の乗員が、水を汲み出しもせずに自分たちを助けろとばかり叫んでいたら船はどうなるでしょうか?

 そんな簡単なことも分からず、声高に給料やる気待遇と叫ぶ大阪府の職員たち。目先の金にばかりとらわれて、全体が見えていません。今、少しの削減を飲むか、それとも3年後の夕張市のような状態を飲むか。あなたたちはその選択を迫られています。

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