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新銀行東京、08年3月期は167億円の赤字、累積損失1016億円に

2008年6月3日 15時11分 この記事を携帯に転送する

新銀行東京が6月2日に発表した2008年3月期の単体業績は、最終損益が167億3100万円の赤字だった。既存融資の債務不履行が予想を上回って進行し、不良債権処理費用として129億8100万円を計上した。前年度は547億1500万円の赤字で、2005年4月の開業以来の累積損失は1016億円となった。

経常収益は前年比11.2%減の103億2300万円。経常損失は149億1000万円と前年に比べ赤字幅を縮小した。

業務収益は102億円で、業務費用は保有する有価証券の処理に伴い予想を上回り89億円となった。営業経費は店舗の統廃合や店舗外の現金自動預払機(ATM)廃止により49億円減の101億円となった。

2009年3月期の単体業績予想は、経常収益を前年比37.8%減の67億円とする。経常損益は126億円の赤字、最終損益も126億円の赤字になる見込み。

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