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<300日規定>無戸籍女性が男児出産 法務省、対応検討へ

5月30日2時32分配信 毎日新聞


 離婚後300日規定により無戸籍となった兵庫県に住む女性(27)が29日、県内の病院で男児を出産した。戸籍法は出生届に母親(女性)の本籍地記載を義務付けており、現状では子供も出生届が受理されず無戸籍になる恐れが強い。法務省は家族の意向を踏まえ、どのような方法で戸籍に記載できるか検討する方針。

 6月11日が予定日だったが、約2週間早い出産となった。300日規定による無戸籍児や親を支援する家族の会の井戸正枝事務局長(42)によると、母子ともに健康という。女性に戸籍がないため、昨年「事実婚」の形で結婚した会社員(27)は会を通じて「子供も無戸籍になる不安はあるが、無事に生まれた喜びの方が大きい。2人で大切に育てたい」とコメントした。

 井戸さんは「子供には幸せに生きる権利がある。法務省は戸籍に記載する手立てをぜひ講じてほしい」と話している。【工藤哲、坂本高志】

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最終更新:5月30日5時15分

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