ネット旅行販売最大手の米エクスペディアは4日、ホテルマネジャーの各国の観光客に対する評価「ベストツーリスト2008」をまとめた。100点満点で各国の観光客を採点したところ、日本人が68点でトップになった。首位は2年連続で、現地のエチケットを守るといった行儀のよさや礼儀正しさ、部屋をきれいに使い、苦情が少ないことなどが評価された。
2位以下はドイツ人とイギリス人(53点)、カナダ人(51点)、スイス人(49点)の順だった。一方、同社が順位を公表した31カ国の中での最下位は中国人で27点。30位がインド人(28点)だった。行儀が悪いことや部屋を汚すことなどが低い評価につながったという。
調査は「騒がしい」「チップをくれる」など10項目の質問を設定し、3月下旬に欧州、南北アメリカ大陸などのホテル3万2000軒にメールで送信。4004人のマネジャーから得た回答を同社が100点満点の点数に換算した。(14:44)