首都圏、降雪で交通乱れる

　３日朝から降り出した雪のため、首都圏では交通にも大きな影響が出た。

　鉄道では、ＪＲの首都圏各駅で降雪の影響で構内ポイントが切り替わらなくなるトラブルが相次いで発生。東海道線、中央線、常磐線、成田線、内房線、八高線、横浜線、埼京線など広い範囲で運転本数を減らしたり遅れが続発している。

　正午現在、埼玉県から神奈川県を結ぶ湘南新宿ラインが全線で運転を中止。久留里線も沿線で雪の重みでたわんだ竹が線路内に入り込んだため全線で運転を見合わている。

　私鉄では正午現在、西武が新宿−本川越、池袋−西武秩父をつなぐ特急レッドアロー、小田急が新宿−箱根湯本、新宿−片瀬江ノ島をつなぐ特急ロマンスカーの運転を見合わせている。

　一方、午前１１時現在、高速道路の主な通行止めは次の通り。

　中央道（八王子−相模湖）上下線▽圏央道（全線）上下線▽関越道（練馬−本庄児玉）上下線▽東京外環道（三郷南−大泉）上下線▽東北道（川口−佐野藤岡）上下線▽横浜横須賀道路（狩場−佐原および釜利谷−並木）上下線▽常磐道（谷和原−三郷）上下線

　各高速道路会社では、解除のメドは立っていないとしている。

　国内線も正午現在、羽田空港発着を中心に日本航空が３６便、全日空が２１便が欠航した。