PGAツアー「メモリアル・トーナメント」最終結果
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2008年6月2日(月)
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優勝は、ケニー・ペリーでした。大会3勝を誇るのはケニー・ペリーとタイガー・ウッズの二人だけ。トム・ワトソン、グレッグ・ノーマン、ヘイル・アーウィン、ジャック・ニクラスは、共に2勝していますが、複数回優勝を上げている選手の中でメジャー優勝が無いのはペリーだけとなっています。ペリーは、ツアー初優勝と10勝目をこの大会で上げています。 2位タイには今シーズン2度目の2位フィニッシュとなったジュリー・ケリー、キャリア3度目の2位のジャスティン・ローズとマシュー・ゴギン、マイク・ウィアーがいます。 元全米オープンチャンピオン、ジェフ・オギルビーが9位。フィル・ミケルソンは2オーバーの20位タイ。トレバー・イメルマンは30位タイ。ジム・フューリック、そして今田竜二は、トータル5オーバーの39位タイでした。セルジオ・ガルシアは45位タイ、フレッド・カプルスが46位タイとなってます。 「メモリアル・トーナメント」の優勝でペリーの「ライダーカップ」出場はほぼ確定されましたが、「全米オープン」に出場しません。
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優勝したケニー・ペリーの単独インタビュー
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2008年6月2日(月)
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■オハイオ州ダブリン、ミュアフィールド・ゴルフ・クラブで、いつも良いプレーを見せる理由は?
「ここは私が1991年にツアー初優勝を上げた場所なので、私にとってこの大会は特別な大会です。またゴルフコースも他とは違います。ラフはとても深くフェアウェイキープが大事で、ピンに対して良い角度に付けるためにはアイアンでもドローとフェードを打ち分けなければいけません。また今週はグリーンがとても速く、“全米オープン”に負けない難しい設定でしたので、毎ショット油断などできませんでしたし、ちょっとしたたミスがダブルボギーに繋がるという感じでした。リラックッスできるホールなど1ホールもありませんでした。普段は楽にプレーできるホールが数ホールありますが、ここは違います。 今日、私のスコアは69でしたがコースの設定などを考えると、キャリア最高のプレーだったかもしれません。」
■「全米オープン」に出場しようとしない理由について
「今年の私の目標は“ライダーカップ”出場です。そのため私は過去6週間連続で試合に出ました。私にとって大事なのは自分の得意な試合を選び、そこで確実に良い成績を収めていく事です。私はツアーで22年間プレーしていますが、トーレパインズの試合に出たのは3回だけで、うち1回は今年でした。勿論素晴らしいコースだとは思いますが、どうしてもポアナ芝のコースでは良い成績が残せないので、今回の“全米オープン”には出ない事を決めました。 全ての試合に出るのは無理ですからね。ドライバーの調子も良いので、出たいという気持ちも少しはあります。もしかしたらという事も考えられます。 でも問題は“全米オープン”の後の2試合は私が得意な試合なのです。コロニアル、メモリアル、全米オープン、そしてその後の2試合。この中のうち、どこで休みを取るかを考えると“全米オープン”の週が一番理にかなっていると思います。」
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2位タイの選手のインタビュー
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2008年6月2日(月)
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ジェリー・ケリー 「全体的なできには満足しています。調子はいいですから“全米オープン”の週が楽しみです。」
ジャスティン・ローズ 「12番13番のボギーが痛かったですが、最後まで諦めずに頑張りました。後半の9ホールは17パットでしたが、上手く打てていなかったわけではなくわずかに読みがずれていました。」
マシュー・ゴギン 「出だしの4ホールは苦しみましたが、その後はまずまずのプレーをしたと思います。チャンスを生かせなかっただけで、プレーの内容はそんなに悪くはなかったと思います。」
マイク・ウィアー 「ペリーはここ最近ずっと良いプレーを続けていましたし、今週も優勝者に相応しいプレーをしたと思いますよ。」
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欧州PGAツアー「ケルティック・マナー・ウェールズ・オープン」の最終結果
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2008年6月2日(月)
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最終日に64をマークしたスコット・ストレンジが、初日からトップを走り、完全優勝という素晴らしい形でツアー初優勝を飾りました。4打差の2位にはロバート・カールソン、3位にラファエル・ジャクリン、4位タイにダレン・クラークとニック・ドハティーが入りました。
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タイガー・ウッズの独占インタビュー
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2008年6月2日(月)
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タイガーが学業について語ってくれました。
若い世代を支援する為に、アメリカだけでなく世界中に拡大してる自身の基金の最終的なゴールについて
「それは世界中の子供たちが自分の目標を達成する為、その力になる事です。その目標が何かというのは関係ありません。一つ、父がいつも私に教えてくれた事はリーダーシップをとるということの意味でした。リーダーシップを取る為には責任感を持ち、時には苦難を受け入れなければいけません。簡単なことではありませんが、子供たちが将来何らかの形でリーダーシップを取り社会に貢献していくのはとても大事なことだと思います。」
■子供たちが目標を見つけるという大切さをについて
「どうやって目標を見つけるか、どうやって目標を達成するかが分からなければ、成功を収めるのは難しいと思います。最初は小さな目標でもそれを積み重ねていけばいいだけです。私は毎日新しい目標を立てます。中には自分の犬よりも早くご飯を食べるとか言うばかげた物もありまが、それがまた楽しい部分です。 ゴルフで言えば、トレーニングのノルマやジョギングのタイム、練習場での準備の仕方やコースでのスコアなど私は毎日全てにおいて目標を立てて行います。」
■今までの功績で最も誇れる物について
「私にはゴルフ以上に大事なものがあります。私の基金が世界中の子供たちにいい影響を与える事が出来れば、それ以上幸せに感じる事はありません。例えばベイヒルでのウィニングパットはそのときだけの喜びで次の日になれば消えてしまいます。 しかし子供たちから大学に進学できたとかお陰で目標が達成できたというお礼の手紙を貰うと本当に幸せになれます。私は世界中全ての人が他の人に対してそうやって良い影響を与えるように努力するべきだと思います。私の父も昔から人は毎日他人の人生に良い影響を与える努力をするべきだと言っていました。 毎日誰かの人生に良い影響を与える事、1日それができなかったからといって次に日その倍がんばろうとする必要はありません。ただ、毎日忘れず何かをしようという気持ちがないといけないのです。幸運にも私の場合、父がそういう人だったのです。」
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