(cache) 橋梁・道路関連ニュースと用語解説のネット辞典「橋梁大全」

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橋梁・道路関連ニュースと用語解説のネット辞典「橋梁大全」

橋梁と道路に関連するニュース、用語解説を配信する、双方向のネット辞典です。用語解説は専門家が、ニュース配信は橋梁新聞社編集部が担当します。

2008.04.21 Monday

道路特定財源

Posted by 株式会社橋梁新聞社

道路特定財源アンケート結果については４月２２日夕方以降にアップします。

2008.04.14 Monday

長寿郎／ＢＧ（道路橋の長寿命化修繕計画策定支援システム）

Posted by 株式会社橋梁新聞社

長寿郎／BGとは、道路橋の長寿命化修繕計画策定支援システムです。国土交通省にて既存施設の長寿命化を図る目的で創設された「道路橋の長寿命化修繕計画策定事業」に対応した、地方公共団体様向け橋梁マネジメントシステムです。点検データの収集、データ管理、事業計画策定など、地域資産の長寿命化を強力に支援します。特徴などは以下の通りです。

【機能・特長】
長寿郎／BG（ちょうじゅろう／びーじー）は、点検データ収集／情報管理／事業計画策定の3つのサブシステムで構成されています。
■点検データ収集
・図面(DXF形式、JPEG形式)の読込みが可能です。
・お絵かき感覚の簡単操作で損傷図の作成が可能です。
・損傷写真の登録、損傷図との関連付けは写真をドラッグ＆ドロップするだけで登録できます。
・写真番号一括振り直しや凡例の表示など便利な機能が充実しています。
・専門点検員だけでなく自治体職員の使用も想定した良好な使い勝手です。
・携帯電話による簡易入力・損傷写真撮影機能も装備しています。
■情報管理
・蓄積されたデータを簡単に検索・表示・編集が可能です。
・写真や図面などのイメージデータ（JPEG形式）の登録・閲覧が可能です。
・外部ファイルとのインターフェース機能により他システムとの連携が可能です。
・CSVデータの出力機能によりデータの二次利用が可能です。
■事業計画策定
・あらかじめ設定した劣化曲線と対策費用を基にLCC計算、予算シミュレーションが可能です。
・劣化曲線は点検結果による補正が可能です。
・シナリオは予算制約や工法選択など多彩な設定が可能です。
・各橋梁のLCCの推移や計画内容などの確認が可能です。
・全橋梁における事業費用、健全度分布の推移などの確認が可能です。
・各橋梁の事業計画一覧表の作成が可能です。
　　　　　　　　　（解説：ＪＩＰテクノサイエンス株式会社　事業企画部　統括部長　家入正隆）

問い合わせ：
　　　　　ＪＩＰテクノサイエンス株式会社
　　　　　　　　東京テクノセンタ　事業企画部　03-5614-3205
　　　　　　　　大阪テクノセンタ　事業企画部　06-6307-5401
　　　　　　　　E-mail : ams_sales@cm.jip-ts.co.jp
　　　　リンク→URL　http://www.jip-ts.co.jp

2008.04.14 Monday

特殊高所技術(ロープアクセス技術を応用した橋梁点検技術)

Posted by 株式会社橋梁新聞社

工法名：特殊高所技術

内容：
欧米などで産業用に用いられるロープアクセス技術やケイビング（洞窟探検）に用いられるSRT（シングル・ロープ・テクニック）技術を応用し、従来技術（足場・高所作業車・橋梁点検車）では近接することが困難、または不可能な場所での調査・点検・簡易施工・簡易補修などを行います。
　　　　　　　　　
足場・高所作業車・橋梁点検車が不要で安全・容易に近接作業ができ、足場の設置・撤去にかかる費用や時間、高所作業車や橋梁点検車などで行っていた交通規制などが必要なくなります。

また、労働安全基準法上では高所作業や足場等の規定に対しても抵触することなく、作業届などの提出も必要ないので、緊急時の点検にも即応できます。

これらにより、調査期間の短縮や調査費用の削減が可能となります。
　　　　　　　　　
近年では鋼床版点検・支承部点検、コンクリート製橋脚の調査・点検・コア採取・鉄筋探査やセパコン・コンクリート剥離箇所の撤去など、様々な現場で活用されはじめている技術です。（株式会社特殊高所技術　代表取締役　和田聖司）

連絡先：株式会社特殊高所技術　本社
　　　　　　　→リンクhttp://www.tokusyu-kousyo.co.jp
　　　　〒604-8484　京都市中京区西ノ京上合町61-3　
　　　　Tel　075-841-3392
　　　　Fax　075-841-3412
　　　　Mail　 rope@tokusyu-kousyo.co.jp
　　　　担当：和田

2008.04.13 Sunday

３．７％　（２００８年の世界の実質経済成長率）

Posted by 株式会社橋梁新聞社

国際通貨基金（ＩＭＦ）は９日、２００８年の世界経済成長率が３．７％に鈍化すると予想する「世界経済見通し」を発表した。２００７年の成長率を１．２５ポイント下回る数値で、２００９年の経済成長率も同水準に留まるものと見込む。

ただ、短期の世界経済見通しは引き続き下振れリスクの高い状況にあるとして、「２５％の確立で２００８年と２００９年の世界経済成長率が３％以下に落ち込む可能性、すなわち、世界的な不況が起こる可能性がある」と警鐘を鳴らした。（橋梁新聞編集部　根津寿子）

2008.04.11 Friday

ポリエチレン製シース管虚偽報告問題

Posted by 株式会社橋梁新聞社

【ニュース】
高速３社は４日、ポリエチレン製シース管の材料試験ＪＨＳ４２１の成績証明に記載がある会社を調査した結果、関係会社は10社に達し、証明提出を負う販売会社７社全てで虚偽報告があったと発表した。高速３社によれば虚偽報告書の提出が計26件の工事であった。虚偽内容は他の試験データの転用や条件不備など。

製造販売会社が東拓工業、東洋化工、鋼弦器材（平成18年３月廃業）、販売会社がジャパンライフ、ウエックスジャパン、栗本鐵工所、エスティーエンジニアリング、浅羽製作所、製造会社が鳥居化成、大阪鋼弦器材。

高速３社はＰＥシースを使った建設中と供用中の全３４２橋で点検を実施。結果を近く発表する（８日現在）。建設現場はＰＥシースの品質確認がすむまで作業は一時中止。今後は当面の措置として、工事を請け負う施工会社に試験データの確認と、立会いまたは裏付け資料の提出を義務づける。

▼解説
高速３社は企業側が提示したデータの改ざんや偽装があった円筒型枠問題で安全性の結論を３月27日に発表したばかり。その27日、問題のシースを使った橋梁の緊急点検を進めていた。３日後に一連のシース問題で第一報を記者発表することになる。その後、関係社は10社へと膨らんだ。

相次ぐデータ偽装に、内部では企業提示データの取り扱いに何らかの対策を出す方向で具体的議論が推移しているという。――企業側の自社試験データを今後も信頼するか、第３者機関での試験を求めるか、高速会社側が試験にあたるか。その場合コストへの跳ね返りは必至だが、どのレベルまで耐えうるか。安全性に直結する主構造部材とその他資材で試験を弾力化するかーー。安全性を担保する合理的手法の検討を進めている模様だ。

試験は結果的に緩和側に振れるものもあるが、全体的方向としては規制が強まるという。（橋梁新聞編集部　根津寿子）

2008.04.02 Wednesday

河津七滝ループ橋（かわづななだるるーぷきょう）

Posted by 株式会社橋梁新聞社

【橋景】

正式名称は七滝高架橋（ななだるこうかきょう）

国道414号の静岡県河津町内、七滝・大滝温泉の入り口に架かる。河津町は河津桜や川端康成の『伊豆の踊子』などで知られる。写真はループ橋と河津桜。

河津町は1978年１月14日、伊豆大島を震源とする強い地震で被災。ループ橋は主要地方道の復旧として架設された。山崩れのある山腹を避けた設計となった。

1981年の田中賞を受賞。

橋梁形式　　ばん桁橋
橋長　　　　998.7m
最大支間長　50m
　　　　　　高さ45m、直径80mの巨大な２重ループ橋（高低差を２重のらせんで
　　　　　　継いだ高架橋）。ループ橋部は上部工が３径間連続曲線箱桁４連。下部
　　　　　　工は鋼製橋脚。一周を６分割（支間約42m）で支持する門型ラーメン橋
　　　　　　脚３基と逆Ｙ形立体ラーメン橋脚３基。
完成年　　　1981年
設計　　　　日本橋梁構造研究所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（橋梁新聞社編集部　根津寿子）

2008.04.01 Tuesday

円筒型枠問題（中空床版橋）

Posted by 株式会社橋梁新聞社

【ニュース】
昨年発覚した、栗本鉄工所らが高速道路会社が求める基準を下回る円筒型枠を中空床版橋の建設に納入していた問題で、東、中、西日本高速各社と国交省の技術検討委員会（池田尚治委員長＝横浜国立大学名誉教授）は、鋼板厚の薄い円筒型枠の耐荷力、それを使った中空床版橋の耐荷力と長期的な影響について、安全上問題はないとの結論を発表した。

高速会社は、当然薄い板厚でも良しとした安全宣言ではなく、新設の際は基準をクリアしたものしか使わないと明言。また、安全性検証の過程で、現行のＪＨＳ４０１試験が現状と合わなくなってきているとの認識もあり、今後見直す必要性もあるとの考えも示した。現試験が使用型枠径の大型化に見合っていないことが改ざんや偽装の一因となったこと、現場側が施工を工夫し型枠径に見合う固定ピッチで施工していたため変位が抑えられていたことなどが背景にある。

ただ、旧ＪＨは平成12年に維持管理のしやすさの観点で、中空床版橋の新設は原則的に縮小する方向性を出しており、現在は拡幅時など一部で採用するに留まっている。今後もこの基本路線は踏襲する考えだ。

今回の改ざん・偽装問題を契機に高速各社は、企業が示す数値データの取り扱い関して何らかの対策に出たい考えも示している。（橋梁新聞社編集部　根津寿子）

2008.03.24 Monday

海峡横断プロジェクト

Posted by 株式会社橋梁新聞社

【ニュース】

６つの海峡横断プロジェクトが揺れている。冬柴国土交通相は７日の記者会見で、これまで海洋架橋・橋梁調査会に委託してきたプロジェクトの調査を打ち切り、08年度から調査費を支出しないと発言した。ただ、国土交通省は６つのプロジェクトに共通する技術的調査は今後も継続するという。

これらの海峡横断プロは２月に同省がまとめた08年度からの国土形成計画の全国計画案にも含まれているが、まだ閣議決定はされていない。

国土形成計画とは全国総合開発計画をひきついだもの。

６つの海峡横断プロジェクトは▼東京湾口道路（約17㌔）▼伊勢湾口道路（約20㌔）▼紀淡連絡道路（約11㌔）▼豊後伊予連絡道路（約15㌔）▼関門海峡道路（約２㌔）▼島原天草長島連絡道路（早崎瀬戸区間約５㌔、長島海峡区間約２㌔）（橋梁新聞社編集部　根津寿子）

2008.03.12 Wednesday

あと施工タイプの高強度コンクリ専用プレートアンカー「ＲＣＴ－１０７」

Posted by 株式会社橋梁新聞社

「ＲＣＴ－１０７」は、構造物を極力傷めないことと、繰り返し使えること、安定した高い引き抜き力があることに特に注力して開発したあと施工タイプの高強度コンクリ専用プレートアンカー。特に橋脚足場のアンカーで好調で、発売から間もないが採用現場は既に10ヵ所以上にのぼる。

主な特長は①本体鋼棒のネジが細く穿孔径が従来の３分の１に抑えられるため構造物の損傷も抑えられる、②鋼棒に焼き入れを施した高強度コンクリート専用ネジとしたことで、下孔（穿孔）に切削ネジが形成され、従来のアンカーの約２倍の安定した引き抜き力が得られる、③従来型の打込み式アンカーではなくねじ込み型なので作業性がよい、④使用後は逆回転して撤去できるため錆ダレしない、⑤撤去した鋼棒は２～３回繰り返し使用できる、など。

設計強度はコンクリート打放し根入長が90㍉の場合、引張強度が３０００kgf/本、圧縮強度が１０００kgf/本。（ゼン技研株式会社　代表取締役　坂井貞義）

ゼン技研株式会社
ＴＥＬ０９２－９２５－８１６１　　ＦＡＸ０９２－９２５－３４４９
ホームページ→http://www.zen-g.co.jp/

2008.03.10 Monday

木橋点検士（もっきょうてんけんし）

Posted by 株式会社橋梁新聞社

木橋点検士とは木橋技術協会が木橋の点検、維持管理のエキスパートの養成、育成を目的に実施している任意の制度。

木橋に関する設計、施工、維持管理の十分な知識と経験を有することが受験資格。有資格者は現在全国に30数名。木橋点検士の派遣要請は木橋技術協会が受け付けている。今後の試験の予定は未定。
（木橋技術協会　会長　植野芳彦）

木橋技術協会ホームページ→http://www.ki-kakehashi.com/