第2回目のテーマは「カラオケ」です。
飲み会の後に。
宴会で。
学校帰りに。
はたまた自宅で。
カラオケ文化と言われるほど日本はカラオケ大国です。
考えてみればカラオケを知らない人の方が圧倒的に少ないですよね。
そういった意味でカラオケは日本の音楽シーン(主にJPOP)と非常に密接な関係にあるのです。
曲が出れば各種カラオケに配信され、すぐに歌えるようになっています。
今回の法則は誰もが簡単に口ずさめる曲が売れる、
すなわちカラオケで歌える曲はヒットするというものです。
誰もが歌えるということは、
簡単に口ずさめてキャッチーな(耳に残る)メロディ、
そして歌いやすい音域であるということが大切です。
どんなに良い曲でも曲の最高音が高すぎるとカラオケで歌われにくくなります。それもそのはず、みんながみんな高いkeyで歌えるわけではないのです。
カラオケがヒットを生みやすいのは、
歌われるだけでその曲の宣伝になるということ。
例えば友達があなたの知らない曲を歌ったとしましょう。
その曲はあなたの好みのストレートど真ん中でした。
そうしたら、どうにかして原曲を聴こうと思いますよね?
視聴したり、レンタルしたり、
さらにCDを買いたいと思うかもしれません。
でももしカラオケで聴かなければ、
その曲と一生めぐり合わなかったかもしれません。
例えCDを買ってもらえなくても、アーティストのことを知ってもらえる、
それだけでもカラオケの宣伝効果は非常に大きいのです。
またカラオケによる宣伝で得なのが、
歌詞を読んでもらえるということ。
わざわざCDケースをあけて歌詞カードを取り出さなくても、
歌詞を読んでもらえるのです。
曲が良くなくても、歌詞に共感できるものがあればCDを買ってもらえるかもしれません。
なんたる宣伝力!!!きええええ!
さらにプロモーションビデオも流せたりするので、
カラオケによる宣伝力は相当なものです。
まぁカラオケで流れるくらいのアーティスト&曲じゃなきゃいけないというのが大前提ですが。。。。。
ここで具体例。
ここ最近だと絢香の「三日月」はカラオケでロングヒットしています。
曲自体わかりやすくてキャッチーだし、地声の最高音もB(シの音)と、
女性ならだいたい出せる音域です。(ファルセットで上のD(レ)がありますが)
カラオケランキング常連の一青窈の「ハナミズキ」も最高音はBですし、
Every Little Thingの「fragile」も最高はC(ド)です。
他にも、5オクターブの声域で有名なMISIAの曲もカラオケで歌える音域です。
「は?5オクターブなんて出せるわけないじゃん!?」
おっいいねその反逆的な感じww
そうです、その通り5オクターブの声域を持つ人はなかなかいません。
MISIAの曲の中にも明らかに高すぎんだろという高音が出てきますが、
そこはほとんどがフェイクの部分で、
メロディは十分歌える音域なのです。
大ヒットした「Everything」をみても曲の音域は1オクターブ半です。
5オクターブの声域がなくても十分に歌えそうですよね?
例にあげた曲のどれもが、カラオケで歌えるという条件をクリアしています。
だからこそカラオケランキングでも上位に食い込み、
どんどん認知されていくわけです。
もちろんヒットの背景はカラオケだけではないのですが、
カラオケがヒットの大きな要因の一つであることは間違いないと言えます。
上記をまとめると、
カラオケで歌いやすい曲がヒットし、
ヒットする曲もまたカラオケで歌われるのです。
もちろん例外もあるのであしからず、ですがw
しかもカラオケには印税が発生するので歌われれば歌われるほど儲かるというシステム!
なんてお得なんだああああああああああああ!
ちなみにカラオケのことをアメリカでは、
「Carry-O-Kee」(キャリーオーキー)と言います。
あ、どうでもいいですよねそうですよねw
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