D300への道15 最終回 見つめる
2007.11.22 │ JR山手線 │ Nikon D300 │ Ai AF Nikkor 35mm F2D │ F2.0 │ 1/60秒 │ ISO640 │ オリジナル画像


※某掲示板から来た皆様へ。
すでにご存知かと思いますが、このブログに粘着している者が一人、このブログのコメント欄を荒らし、掲示板にも複数IDで自作自演の誹謗中傷の書き込みをしています。また私になりすまして書き込むこともあります。惑わされないようご注意下さい。


今回のD300購入記念の連続更新はこの記事で終わる。
家に帰ってこのブログのアクセスを見たら、これまでの1日の平均が70~80のところ、今日だけで5OOO近くもあり驚いた。いかにD300が注目されているかが窺える。
さて、撮影時に気になっていた肉眼とD300の液晶画面の色目の違い、


D300の液晶画面のせいだった。


自宅のモニターで開いた画像はD300の液晶より遥かに自然だった。
D300のほうは、明るく、コントラストが強く、そしてこれがやっかいなのだが、


黄色かった。


±3ある液晶の調節を-2にしても不自然さはほとんど改善されなかった。
それほどコントラストが強いのだ。
D50の液晶はそんなことはいっさいなかった。
見たままに写り(少しきれい写るが)、PCのモニターとの差もなかった。
これからやっかいなことになりそうだ。

あと、PCで画像を開いた時にも驚いた。
D50と比べ、適正露出であるにも関わらず黒く潰れたように見えるところが多いのだ。
しかし実際は潰れてなくて、フォトショでトーンカーブを持ち上げてやるとちゃんと階調が浮かび上がってくる。
そしてトーンカーブをいじった時の変化の仕方もD50とは別物で面食らった。
画質に関してはカルチャーショックといったところか。
何せデジタル1眼はこれが2代目。
その質については時間をかけ判断して行きたいし、設定等も練ってみたい。
とにかく今は「いい写真を撮って来い」と言われれば、迷わずD50を手に取るだろう。

私が初めてアップするD300の画像は、あえて老人にした。
日進月歩のデジタルカメラの世界は弱者が淘汰され夢までも打ち砕かれる現代社会とどこかオーバーラップする。
しかし弱肉強食の論理だけがまかり通っていいのだろうか?
落ちこぼれた人間を踏みつけ、せせら笑って置き去りにしていいのだろうか?
最近そんな疑問を写真で表現したくなって来た。
指先を一心に見つめる薄汚れた身なりの老人を最新のカメラが捉える。
彼はいったい何を見つめているのだろう・・・・









ハナクソである。






直前まで豪快に鼻をほじっていた。



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※この記事への反響が大きいので、新たに記事を書き、この記事について言及しました ⇒ 肖像権についての私見
また、この記事へのコメント欄は、アラシが現れたため一時的に閉鎖しています。2007/12/21記
by Photobra | 2007-11-23 00:48 | D300への道 | Trackback
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