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米IBM、米Equifaxと10年間のオンデマンド技術サービス契約

2003年8月8日
 米IBMは、米国の大手クレジット・ビューローであるEquifax社に米国、カナダ、欧州でオンデマンド技術サービスを提供する契約を獲得した。両社が米国時間8月7日に明らかにしたもの。この契約は、既存の契約期間を5年半延長し合計10年間とする。契約金額は4億ドル追加され、総額8億ドル規模になるという。

 これによりIBM社は、Equifax社のメインフレーム・コンピュータ、ミッドレンジ・サーバー、Webシステム、ネットワークを管理するほか、ヘルプ・デスクも担当する。さらにエンタプライズ・システムと資産管理ツールの提供も行う。

 IBM社のサービスを利用することで、Equifax社は「運用コストを大幅に削減し、将来に向け柔軟性を確保できる」としている。同社の見積もりでは、2003年に500万ドル、2004年に900万ドル、2006年には2000万ドル以上のコスト削減が可能という。

 またEquifax社は事業展開しているすべての国々でシステムを一貫して管理できる。さらに、ITシステムとプラットフォームに対する投資の管理も行いやすくなる。

 「最終的にITによる生産性と信頼性が向上し、顧客に対する新製品提供を迅速化できる」(Equifax社)

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◎この記事は、海外で発表されたニュース・リリースの抜粋を速報体制で制作しています。あくまでも抜粋ですので、内容などにつきましては必ず文末にある「発表資料」へのリンクでご確認ください。なお、海外発表分の速報ニュースは、総合IT情報サイト『IT Pro』の「US NEWS FLASH」欄でもご覧になれます。

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