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2008 年 05 月 28 日 16:31 現在
第2次不二越訴訟控訴審口頭弁論

名古屋高等裁判所金沢支部
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 太平洋戦争中に強制労働させられたとして韓国人女性など23人が国と不二越に対して未払いの賃金と慰謝料を求めた裁判で、控訴審の第1回口頭弁論が28日名古屋高等裁判所金沢支部で開かれました。

 この裁判は、太平洋戦争中に軍需工場だった不二越に強制連行され、過酷な労働を強いられたとして韓国人女性などが未払い賃金と慰謝料など1人あたりおよそ500万円を支払うよう、国と不二越に求めている裁判の控訴審です。

 去年9月の富山地裁の一審判決では、強制連行などの事実は認めたものの、日本の戦後補償について定めた日韓協定によって損害賠償の請求権は消失しているとして原告の訴えを退けました。

 28日の控訴審の第1回口頭弁論では、韓国から来日した原告の羅贊徳(な・ちゃんどく)さん(79)が出廷し、「女子挺身隊として連行され不二越では言葉に尽くせない苦労をしたが、韓国では挺身隊が従軍慰安婦と混同されているため、帰国してから60年間、その苦労を家族にも言えなかった」などと訴えました。

 この裁判は第2次訴訟で、第1次訴訟では平成12年に最高裁判所で不二越側が韓国人女性7人に対し3千数百万円の解決金を支払うことで和解が成立しています。

 第二回口頭弁論は9月8日に開かれる予定です。

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