収穫して瓶に詰め、天然酵母で仕込んでいた(ぶっちゃけ単なる放置)わが家のヤマブドウが、昨日ぶどう酒の姿になってテーブルに登場していた。
わが父の愛するきよみちゃんのことは以前も書いたが、その後みっちゃん達とこのヤマブドウ系品種“きよみ”の生誕の地、池田町のワイン城に行ってみたら、『清美』だと私が思っていたのは『清見』だったことが判明した。訂正訂正。

父は単身赴任でずーーっと十勝に住んでいた事があり、十勝のよさこいチームにまで入ったり、それでテレビ取材のお願いまで来たり(笑)、カチマイ（十勝毎日新聞)の小説コンテストで賞をとってしまったりと、身も心もすっかりトカチ人になっていた。
で、その頃に、｢住民にだけもらえる｣とかいうヤマブドウの苗までもらってきたのだ。

さて、瓶に入って眠りについていたきよみっ子たち。
物置で順調にカビを生やして(笑)いたのは確認していた。
表面部分にだけ白カビがふわふわ生えるのだが、それを取り除いて絞れば、特に問題はないらしい…少なくとも私たちのお腹的には(^^;)

私は昨日、みんなの夕食後に帰ってきたのだが、テーブルには恒例･父の手書きラベルで『山ブドウ酒』と書かれた瓶が置いてあった。
アルコール度数が低いので、焼酎を加えて瓶に詰めたらしい。
飲んでみると、甘くておいしい♪
去年、｢砂糖を加えるなー!｣と非難ゴーゴー浴びせた加糖ぶどう酒と違い、甘いがとても上品な甘さだ。焼酎っ気がなければグビグビいけそう。（って、これも普通にグビグビいったけど(笑))
今年も結局砂糖を入れたのだろうか？入れたとしても、去年よりはずっと上手だなぁ。

朝、父に聞いてみたら、昨日飲んだぶどう酒には一切砂糖などは入れていないのだそうだ。焼酎を足した以外の味はすべて、ヤマブドウの天然風味！
こんなに甘いんだ～♪


加えた焼酎や砂糖などに応じて、｢高アルコール｣(でもそんなに高くない気が)、｢加糖｣(…も結局作ったらしい。“割って飲むお酒に”だそうだ)、｢無添加｣などと書かれて棚に並ぶ我が家のヌーヴォーども。
↑『スーパー』って意味不明(^^;)でも気持ちはわかる。おいしかったんだねきっと。

｢ワイン｣と呼ぶほど発酵していない“自家製ぶどうジュー酒”(爆)。
これは、しばらく楽しめそう♪
…って、だいたい正月の宴会で消えてしまう運命なんだけど(笑)