世界高血圧デーでギネス記録奪還! バレンタイン監督は成績不振で高血圧に!?
「世界高血圧デー」の17日、千葉マリンスタジアムでは高血圧啓発キャンペーン「ウデをまくろう、ニッポン!~知ってますか?大切な人の血圧。」の一環として、“目指せ!血圧測定のギネス世界記録奪還”と題し、24時間以内にどれだけ多くの人が1カ所で血圧測定をできるかというギネス記録への挑戦が行われた。
「世界高血圧デー」(毎年5月17日)は、高血圧およびその管理に関する啓発を目的として'05年に創設されたもので、日本でもことしから同日を「高血圧の日」と制定。「世界高血圧デー」への参加国は毎年増加し、ことしは35カ国以上が参加している。
昨年の同イベントでは、2109人が血圧測定を行いギネス世界記録に認定されたが、ことし3月に、フィリピンで実施されたイベントで2302人に塗り替えられた。そのため、今回はギネス世界記録奪還が目標に掲げられた。
この日、同球場ではプロ野球「ロッテ×オリックス」の試合が開催されていたこともあり、測定会場には何本も長蛇の列ができて記録更新への期待が高まった。結果は、4981人とフィリピンでの記録を大きく更新。試合終了後には認定式が行われ、正式にギネス世界記録に認められた。
なお、試合前には公開血圧測定イベントが行われ、ロッテのボビー・バレンタイン監督、渡辺俊介投手、成瀬善久投手が参加。測定結果が正常値より高めだったバレンタイン監督は、「最近の(チームの)成績のせいで血圧が高めだ」と渋い表情を見せたが、2度目の計測では正常値となり「きょうは生き延びられそう」とホッとした表情を見せた。
一方、普段は低血圧だという渡辺投手は、高血圧予備軍という判定結果に。「きのうの今日なので…すみません」と前日、大乱調だったピッチングの反省の弁を口にした。
最後に、バレンタイン監督は「自分自身、家族のためにも健康状態をチェックできるいい機会。日頃から健康に対して気を使ってほしい」とファンに向かって訴えた。